輸入住宅のリフォームについて

こんにちは。

輸入住宅であるから、リフォームが難しいという
ことには直接なりませんが、
木造のツーバイフォー(2×4)工法であるとすると、
ご質問の後半の部分、壁をとることは難しくなる
可能性が高いと思います。

ツーバイフォー(2×4)工法は、壁が建物を支える
構造であるため、木造の在来工法にくらべて、
壁が重要となることが多いと考えます。

トイレの増設については、壁を増やすことになるでしょうから、
木造であれば、可能であると思いますよ。

とはいえ、工法も含めて、一度信頼できる専門家に
見ていただいた方がいいと思います。

ご参考になれば幸いです。

野村正樹
(株)ローバー都市建築事務所 http://www.rover-archi.com

ご質問ありがとうございます。
前述の野村さんのご指摘の通り、輸入住宅は、ツーバイフォーのケースが多いので、確かにリフォームが難しいことが多いようです。
ただし、補強工事を施すことで可能となる間取り変更・増築工事も少なくないのですが、新築お引渡し時から10年続くと言われる｢住宅躯体保証」の期限が、御希望の増改築工事の実施によって切れてしまう可能性があります。この点をどう考えるかもポイントです。現在、築6年だとのことですが、あと4年待つべきか、微妙なご判断だと思います。

きるとさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。

住宅がツーバイフォーとすると、他の方のおっしゃるとおり、構造体の壁のリフォームは難しいと言えます。

リビングと和室の間の壁が構造壁かどうかを確認する必要がありますね。


2階が主寝室・子供部屋であれば、2階にトイレがほしいのは良くわかります。

2階にトイレを増設するには、給排水設備が必要です。
通常のトイレ(洋式便器)は、排水管を床下に抜くため、1階の下の部屋の工事が出てきます。
排水管は、スムーズに排水するため、横の管は勾配が必要であったり、制約があり、使用したときの音の問題も出てきます。

一方、便器で、排水管を床下に抜くのでなく、「壁排水」と言って、床より上で壁に排水を出すタイプがあります。

外壁に面する部屋で、「壁排水」の便器を使用すれば、直接外壁を抜き排水が可能で、下階の部屋に出てきません。
下階の部屋の工事費が発生しないため、コストを抑えることができ、音の問題も少ないです。
排水管が外壁の外側に出ますので、外観上の問題はありますが、検討されたらいかがでしょう。

参考にしていただけたら幸です。