対象:投資相談
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ピムコハイインカム(毎月分配型)460万円
グローバルソブリン(毎月分配型)300万円を保有。
現在までの分配金は100万円くらいです。
10年くらいは使わないお金ですが、基準価格が見る間に下がり不安を覚えています。
景気回復を待ちながら保有を続けるつもりですが、
その間に上記のファンド自体が崩壊?というのでしょうか、償還されたりなどして保有が出来ない状態になる可能性があるのかお聞きしたいです。どうぞよろしくお願いします。
※投資信託は定期にしていた分を銀行の方に勧められて投資信託にしました。投資に関しては初心者です。
トマト大好きさん ( 神奈川県 / 女性 / 40歳 )
回答:7件
ファンドが崩壊することはありません
トマト大好き 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
グローバル・ソブリン、ピムコ ハイ・インカムともファンドが危なくなって価格が下がっているわけではありません。ファンドが投資しているものの価格が下がっているために価格が下がっています。株式と少し違います。株式であれば、あの企業はどうも先行きがよくないということで株価が下がりますが、ファンドは(ファンドに対する)思い込みで価格が下がるわけではありません。
おそらく下がってる理由は、グローバル・ソブリンについては円高が大きな要因ではないでしょうか?ピムコ ハイ・インカムは円高と格付けの低い会社のリスクが大きくなったことに起因していると思います。この点は販売された方に詳しく説明を求めるとよいでしょう。
トマト大好き 様のファンドは、経済の状態に対して、同じような動きをするファンドになっているので、少し、他のファンドを加えるなどしてポートフォリオ全体の管理を行ったほうがよいでしょう。加えるとすれば、(こんな時期にと思われるかもしれませんが)日本の株式に投資するファンド、あるいは、日本の株式そのものです。
考えるべき、覚えておくべきポイントをまとめると次のようなものです。
X グローバル・ソブリンなど外貨建資産に投資するファンドは円高になると価格が下がる
X 「高利回り債券=格付けの低い債券」であり会社の信用度が落ちるとファンドの価格が下がる
X 外貨建て債券に投資するファンドは、日本株に投資するファンド問わせて保有するとリスクを下げることができる
こちらも参考にしてください。
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すぐに償還されることはないかと。
トマト大好きさん
こんにちは、FP兼税理士の大黒崇徳です。
ともに、信託期間無制限の投資信託ですが、ピムコハイ・インカムは受益権50億口、グローバルソブリンは30億口をそれぞれ下回った場合、償還となる可能性があります。
ピムコハイ・インカムは、平成20年7月末現在受益権4,000億口、グローバルソブリンにいたっては、平成20年5月19日現在6兆口と償還基準を大きく上回っております。
両投資信託も純資産残高も十分ありますので近い将来、すぐに繰り上げ償還となることは考えづらいかと思います。
もし、ご不明な点がありましたら遠慮なくご連絡下さい。
回答専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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最優秀ファンドも繰上げ償還する!?
はじめまして、FPの岩川です。
ファンドの崩壊は、投資先のすべての企業が破綻することですので、とても考えづらいことです。
ただ、どんなファンドでも、繰上げ償還の可能性あるのです。
2000年のネットバブルのときにこんなことがありました。
某有名格付会社が選んだ「最優秀ファンド」10本のうち、
たったの3、4年後には、3本前後が、繰上げ償還になっています。
当然ながら、繰上げ償還の可能性が高いファンドを
あえて、「最優秀ファンド」に選ぶはずがないですよね。
投資スタート時点は、あくまでもスタート時点で「今」の状況です。
「今」が良いから、「将来も良い」かどうかは、全く不明です。
長期投資の場合は、5年、10年と寝かせることになりますので、
ゴールまで、繰上げ償還しないファンドを事前に特定するのは、
極めて困難な話です。(冷たいようですが現実です。)
つまり、長期投資の場合、どんなファンドも繰上げ償還の可能性は否定できず、
むしろ、繰上げ償還時のデメリットを理解しておき、
「手当ての方法」「乗り換えのタイミング、方法」などを準備しておく方が現実的と思われます。
ちなみに、現在のように含み損を抱えているときに繰上げ償還になった場合は、
税金も取らないわけですから、仮に同じ投資先を保有するファンドに乗り換えれば済む話です。この場合、繰上げ償還による直接的な損失は乗り換えるコスト、つまり新規購入手数料の「1%、2%の損失」と考えられます。
パッシブ運用の代替はいくらでもありますが、現在のアクティブ運用のファンドを中心に行う場合は、個人個人対策が異なるのかも知れません。
しかし、残念ながらいくら考えても結果が得られないような気もしてなりません。
不明なことがあれば、気軽にご質問ください。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
投資しているファンドについて
トマト大好きさんへ
おはようございます。ファイナンシャルプランナーの上津原です。
ファンドの途中償還や運用が崩壊しないかということですが、
お聞かせいただいたファンドのうち、ピムコハイインカムでも預かり資産が2900億円あります。預かり資産が少なくて運用に支障をきたす場合に途中償還が行われますが、この程度あれば途中償還というのはまずないと思います。
仮に途中償還が行われたとしても、一定期間手数料なしで他のファンドに乗り換え可能にする措置がとられるはずです。
運用が崩壊しないかどうかということについて言えば、
グローバルソブリンはまずないと思われます。運用報告書を見られたらわかると思いますが、金融危機のような状況の場合、先進国の国債がお金の逃げ込む場所になります。元本は大きく下がっていますが、為替リスクを除けて考えた債券の価値はプラスになっています。
ピムコハイインカムは、格付けの低い債券で運用する割合が高くなっています。一部の国で債務不履行(デフォルト)になることで元本が下落することはこれからもあるかもしれません。でも、分散投資をされていますので、崩壊するとまではいかないと思います。
まずは、運用報告書をご面倒でも読まれることをお勧めします。分からないところは購入された金融機関に聞くなり、ファイナンシャルプランナーの方に聞くなりされてもよいと思います。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
何をやっているのか理解しましょう。
トマト大好き様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、まずは、お持ちのファンドが、何に投資しているのかを理解しましょう。ピムコハイインカムは、主に発展途上国の債券に分散投資をしています。グローバルソブリンは、主に主要先進国の債券に分散投資をしています。
なお、投資先は、複数の国々に分散されています。投資先の国々が、すべて崩壊すれば、ファンド自体も崩壊しますが、おそらくそうはならないでしょう。国別の投資比率は、運用報告書などに書いてあるはずです。
ちなみに、基準価額の下落は、円高や金利上昇などで起こります。
償還の可能性は、少ないですが、もし償還されても時価で、お金を返してもらえますので、他の投資信託に乗り換えればよいだけです。ただし、その場合は、税金面や手数料などで、多少の損はあります。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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投資資産の目的は・・?
はじめまして、トマト大好きさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
投資されているファンドは、どういった目的で購入されたものでしょう?
この商品は資産の増大を考えた商品ではありませんね。
どちらのファンドも債券型投資信託の毎月決算型で、分配金が毎月出ます。
分配金を出すために預かり資産を取り崩す事も考えられますね。それで基準価額が下がる要因にもなるでしょう。
投資をする際には、その資産をどういった目的で運用するかを考えて商品を選ばなくてはいけませんね。
今後10年使う目的がないのであれば毎月分配型ではなく、無分配型や分配の回数の少ないもので再投資されるものへ替えられても良いと思います。
今の現状ですと、他の投資信託の多くも基準価額が下がっておりますので、投資期間も考えると運用目的に合った商品へ移される事が良いと思います。
ファンド自体が崩壊する事はないでしょうが、早期償還については目論見書にも基準が記載されていると思いますので、一度見てみられてはいかがでしょう。
ただ、今回の金融危機で多少、基準が緩和される可能性もあります。
またファンドの評価をしている第三者機関もありますから、参考にされてみてはいかがでしょう。
モーニングスター社
リッパー社
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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債券ファンドの基準価格低下の主要な原因
トマト大好き様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
両ファンドとも、政府発行債などの高格付け債を主として構成されていますので、それら全ての債券が崩壊する可能性はありません。が
ファンドの崩壊の意味を、運用成績の低下で早期償還がされることを指すのであれば、可能性は極めて低いものの無いとはいえません。
但し、その場合でも、償還時点の基準価格で償還されるので、その金額で他の投信を購入すれば、投資の継続になります。
現在の両ファンドの基準価格の低下の大きな要因は、為替が円高になり、保有資産は外貨建て資産なので、円換算での価値が減じたことと、定期定額で分配金を払い出したことによります。
なお、グローバルソブリンは分配金の額を減額する対応をとっています。
。
トマト大好き様の投資・運用は外国債券ファンドと円の定期預金だけでしょうか、もし、それであれば、リスク分散の観点から、国内外の株式と債券への分散投資(夫々を対象とするファンド)をお勧めします。
分散投資の典型は各種年金団体の資産配分です。私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
なお、2月7日に投資の基礎知識と投資信託の勉強会を開催します。宜しければご参加ください。
http://profile.allabout.co.jp/member/modules/weblog/post.php?blog_id=44941
(現在のポイント:-pt)
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