対象:お金と資産の運用
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お世話になります。
平成19年に郵便局の担保定額貯金に100万円を2回(3年以上、利率0.35%と0.40%)、
計200万円預けていますが、最近のネット銀行の定期金利が高いので預け替えをしようと思います。
預け入れ期間が長くなるほど金利は高くなっていますが、1ヶ月のように短い期間で預けて満期受け取りを繰り返す方が、手にする利息は多くならないでしょうか。
さらに3-4年は使う予定がない2000万円ほどの預金もネット定期にしようと思いますが、1年定期よりも短期間を繰り返したほうがよいでしょうか。
中途解約の手数料や金利の税金なども考慮すべきでしょうが、
よりお得な預け方を教えてください。
けろんさん ( 京都府 / 女性 / 43歳 )
回答:5件
使用目的に合った資金運用方法を選択しましょう。
けろんさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間武です。
ご質問の「定期預金の上手な預け方」ですが、
通常、店舗のある銀行よりネット銀行のほうが
店舗を持つことによるコストがかからない分
高い金利設定となっています。
また、1ヶ月定期預金を繰り返しても
1年定期預金の金利には追いつきませんので
こちらはオススメはしません。
そこで・・・
・今ある資金の使用目的、使用までの期間など
目的・目標意識を固めておくことと
・単純に資金が増えるだけでいいのか?
・今ある資金を使って
預金利息以上の家計収支を改善する効果はないのか?
など広い視点から
上手に、うまく、お金を使う方法を考えてみてください。
さらに、けろんさんが運用を希望する金融商品は
「定期預金」のみですか?
他にも検討している商品もありましたら
そちらも検討してみましょう。
いずれにしても資金の使用目的・期間に合った
金融商品を選択しましょう。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
お得な預け方の件
けろん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、将来金利が上昇すると読む場合は、短い期間で預けるか、変動金利のものがよいでしょう。
今後も金利は、上昇しないと読む場合は、長い期間で預けるとよいでしょう。
銀行預金は、流動性の高さがメリットですので、一定割合持っておくのは賢明です。
ただ、これからの時代は、元本保証の金融商品だけでは、対処できない問題が生じる可能性もあります。
例えば、急激なインフレや急激な円安があると、元本保証であっても、実質的な価値の目減りが起こります。
今は、デフレで円高ですが、永遠に、それが続くとは限りません。むしろ、状況は、時間と共にどんどん変化していくと、考えるのが妥当です。
資産の全体像やライフプランが分かりませんが、金利以外の視点も持ち、なるべく、預け先や資産クラスは、分散されておかれた方がよいと思います。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
金利の高い理由がわかれば
けろん様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
担保定額貯金の金利は預入時に決まるのではなく、払い戻すときの利率が過去にさかのぼって適用されます。したがって、ご指摘のように「預け入れ期間が長くなるほど金利は高くなる」ということになります。
他の条件が同じであれば、一般的に、長期間の定期になるほど金利が上昇します。
今回のご質問は、他の定期預金の金利がより高いのでそちらに預け入れたほうが得では?というご質問ですよね。
金利が高くなるのは、
(1)金利を高くしないと預けてくれる人がいない
(2)他の部分で儲けを確保できるから金利を少しサービスする
といういずれかでしょうから、(2)であることがわかるのであれば高い金利を選択されたほうがよいでしょう。
なお、1行あたりの預入額はペイオフの範囲内(元本1,000万円まで)に止めて、それを超えた分は他行に回すようにすれば理想的ですね。
中途解約のリスクを考えるのであれば、いくつかの定期に分割して、時間を開けて預けるようにしておけばいかがですか?
税金については、早めに利子を受け取るものが最も効率が悪くなります。できるだけ後で税金を支払うほうがお得です。ただし、金利差によるでしょう。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
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記事制作に関するご相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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定期をより賢く使うには・・・
はじめまして、けろんさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
定期の期間が長ければ何故金利が高いかと言うと、それだけ預金者がリスクを負うからです。
しかし、今後金利が上昇すると予想される場合は、期間が短い方が低く、期間が長い方が金利が高いのは当たりまえですが、逆に金利が下がると予想される時には、金利が逆転する事もあります。
長期の定期に預ける方が、短期の定期を預け替え続けるよりは、やはり有利になります。
短期の場合は、満期ごとに20%の税金が引かれますので、利子も合わせて預け続けても複利の効果が薄れてしまいます。
現在預けられている商品ですと期間によって金利が上がりますし、半年複利で税金は、払い出しの時に一括課税されますね。
しかし、お得な預け方かどうかは分かりませんが、このような低金利時代に長期の定期はお勧めしません。
金利が上がった時には、すぐに対応できるようなものへの預け入れも定期だけではなく考えるべきだと思います。
ただ、現在預け入れられている商品も半年以上経てば払い出しは自由で期間が長くなれば金利も上がりますから、目先の金利で左右されず今がどういった状態なのかも考えられた方が良いでしょう。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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定期預金の預け入れ期間について
けろん 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
キャンペーン金利を活用して、預け替えを繰り返すか、長期金利の動向を予測して長期に預けるかの決定をお求めになられているものと拝察いたします。
考え方として
1.金利の予測は極めて難しく、プロでも予測が難しく、長期の定期はお勧めしません。
3.5年の定期預金の金利は高いのですが、金利の変動リスクもありますので、金利が上昇した場合、全期間では有利にならない場合が在ります。
2.現状では1年定期の金利が比較的高めで、金利動向に追随しています。
3.1ヶ月、3ヶ月の短期のキャンペーン金利の預け換えですが、概ね1年ものの金利には届いていません。
従いまして、定期預金の運用をお考えの場合は、期間1年でキャンペーン金利を提供している銀行が有利と考えます。
但し、現況では、預金保険制度内の1行、1,000万円までとされるようお勧めします。
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