対象:新築工事・施工
いつも楽しく読ませていただいています。
床下の件で質問させてください。
新築に入居して3ヶ月、基礎パッキンで、床下の自然換気をしていますが、1階床のフローリングが冷たいので、床下にもぐってみました。
当たり前ですが、床下は風が入ってきていて、とても寒く、素人考えで基礎と土台の間にホームセンターで売っているバックアップ材(直径20mm)を詰め込みました。(外周部全部に)
風は入ってこなくなりましたが、床下の換気をこのようにふさぐと根太等床下の木材が乾燥しきれずにくさってしまうのでしょうか?
家の中がとても寒いので、調べると最初の1年は木材の水分が乾くまで、寒いのでは?と聞いたことがありますが、このようにふさぐのは1年後、木材が乾いてからの方がいいでしょうか?
それともやらない方がいいのでしょうか?
一応根太の間に断熱材が入っていますが、ゆるくて落ちそうなものや、配管の関係で断熱材がない場所もあるので、やってみました。
町場の工務店さん施工なので、断熱材の機密性はだいぶ劣るようです。
ネット等に書かれている断熱材施工の悪い例で施工されている場所の方が多いみたいです。
バックアップ材を押し込んだだけなので、簡単に外れます。面倒でも冬前につけて、暖かくなったら外そうと思っています。
正直発砲ウレタン断熱のような機密性は降りませんが、簡単に付けたり外したりできるので、やってみました。
もし1年中ふさいでも大丈夫なら、発砲ウレタンで吹いてふさぐことも考えます。
ご意見をお聞かせください。
mk5638さん ( 千葉県 / 男性 / 38歳 )
回答:1件
中舎 重之
建築家
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床下の換気とは
5年前の質問ですが、当方が回答します。
最初に、基礎パッキン厚20mmが正常に働いていることが、確認できました。
基礎パッキンの有効性が証明されました。
床下の換気は、木材を湿気から防ぎ、シロアリや腐朽から護ることが役目です。
ですから、パッキンの働きを阻害する事は、建物の耐久性を短くする行為で、禁じ手です。
断熱材の施工不良は明らかですが、断熱工法の遣り方が、最初から間違っています。
ネタの下に、断熱材を受けるボードを貼ります。これにより、断熱材の垂れ下がりを防ぎます。
同時に防風材の役目もさせます。
断熱材をネタの高さまで充填しましたら、床下地材を貼り、1階床防湿シートを敷きます。
最後に、床の仕上げ材を張ります。
床下の換気の重要性を認識されて、床の断熱工法を正規のものにして下さい。
建物を正しく使用する事が、建物の耐久性を高める事とお考え下さい。
以上です。 2014.12.13 中舎重之
(現在のポイント:-pt)
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