対象:新築工事・施工
現在住んでいる住宅(建売)の床下に断熱材が入っていません。
冬は床が冷たくて、家の中も寒いのでどうにかしたいと思っています。
自分で床下に潜って下から断熱材を設置しようと思うのですが効果はありますでしょうか?
基礎に断熱材を入れて外断熱にする方法もあるようですがその方法は可能なのでしょうか?
また、断熱材を入れる場合に、結露など心配なんですが施工の仕方や注意点などあれば教えてください。
その場合、申請すれば住宅エコポイントなど助成金の対象にはなるのでしょうか?
質問が多いですがよろしくお願いします。
テンキチ10さん ( 千葉県 / 男性 / 32歳 )
回答:3件
菅 徹夫
工務店
13
木造の床下空間・基礎廻り
テンキチ10さん こんにちは。
上記の文面からだけでは、なんとも言えませんがお答えできる範囲で・・・
まず、床下断熱材ですが基礎断熱をして床下断熱材を入れないやり方もあります。この場合床下空間を完全に室内と見なします。基礎断熱をしているので床が特別冷たいと言うことはないと思います。
お話からすると一般的な床下通気の構法で床断熱がないということだと思います。その場合床下に潜れるのならご自分で断熱材を貼れば、ある程度の効果は期待できると思います。「基礎に断熱材を入れて外断熱にする方法」は考えない方が良いでしょう。
断熱材の種類や施工方法については現場を確認しないと何とも言えません。いずれにしろ建物の基礎廻りは非常に重要な部分ですので、専門家に診てもらうことをお勧めします。
スイマセン、回答になってませんね・・・
御前 好史
建築家
4
発泡ウレタンを吹き付ける工法
床下の断熱工事はなかなか大変ですね。
床下に断熱を施せばそれなりに効果は出るかと思いますが、実際施工精度に左右されることになります。施工性の悪い床下空間で隙間無く断熱材を取り付けるのは、大変な作業となるからです。
点検口から入って工事をするのであれば、ボード状の断熱材は難しいのでグラスウール等袋に入った柔らかい断熱材を施工することになります。
外断熱にするかどうかについては、現状の床下空間が換気されている場合には換気口もふさぐことが必要になります。但し床下換気は地面などから出る湿気を外部に逃がすためでもありますので、外断熱を行う場合には慎重に検討が必要です。
エコポイントについては、ポイント申請に工事契約書や領収書の写しが必要となりますので、ご自分で施工される場合は難しいでしょう。
最後に床下断熱工事について、おすすめなのは、発泡ウレタンを吹き付ける工法です。グラスウール等を貼り付けても隙間が出来てしまうのに対し、この工法の場合は隙間無く断熱材を吹き付ける事が可能ですので、効果が十分期待できます。但し、床下に人が潜ることが出来て作業が十分行える事が条件となります。
太田 周彰
建築プロデューサー
1
住宅の床の断熱方法について
こんにちは。
ご質問にお答えしますね。
>自分で床下に潜って下から断熱材を設置しようと思うのですが効果は
ありますでしょうか?
頭寒足熱と言う言葉通り、不快感を取り除くことには大きく貢献します。
>基礎に断熱材を入れて外断熱にする方法もあるようですがその方法は可能なのでしょうか?
この方法については、私が作成しているサイトに基本的な違いを載せています。
参考になさって下さい。
http://www.towntv.co.jp/2010/04/howtoyuka-main.php
>断熱材を入れる場合に、結露など心配なんですが施工の仕方や注意点などあれば教えてください。
まずは、どんな断熱材を入れるかと言うことを検討することが重要です。
断熱材の種類については↓をご参考にして下さい。
http://www.towntv.co.jp/2009/11/post-28.php
(かなり長い文章ですので、気合を入れて読んでもらう必要があります^^)
そして、施工上の注意点としては断熱材は基本的に断熱する対象(床なら床材)にきちんとくっついていないと断熱効果が発揮されません。
ですので、ぴっちりとくっつくような断熱材を選ぶなりの工夫が必要です。
また、みっちり隙間無く埋め尽くすことも大切です。家の構造によっても若干異なるのですが、家の間仕切壁などに隙間があると、そこから隙間風が入ってきたりします。
>申請すれば住宅エコポイントなど助成金の対象にはなるのでしょうか?
使用する断熱材の量で、対象になるかどうかは決まります。
詳しくは、国交省のサイトなどで確認して下さい。
ただし、提出資料などがややこしいので、難しいかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
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