対象:キャリアプラン
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現在、大学院博士2年(男性)です。進路について以前から悩んでいたのですが、ここ数日間でだいぶ精神的に参ってしまい気持ちが追い込まれています。専門家の方々の目線からアドバイスをいただければと思い、質問に至りました。
研究テーマはオーロラ観測で、実際に自分で装置開発・スウェーデンの観測地へのコンタクト、またつい最近、設置まで行いました。今後、リモート操作での観測・取得データの解析をして博士論文へ、という流れの予定でしたが、同じくオーロラが専門の助手との人間関係で悩まされています。
彼が実質的な指導者ですので、現地での設置作業も一緒に行いました。もともと性格の不一致は感じていたのですが今回、私の準備不足や知識不足、さらには受け身な性格が気に入らないのか、現地にて毎日のように説教され、人格やこれまでの私の身の回りの環境にまで否定的な意見をされました。正論をつきつけてくるため、私も言い返せず、ただただ凹む毎日でした。そして終盤には耐えきれず、本人の目の前で泣いてしまう程追い込まれてしまいました。その後も態度は変わらず、何か向こうから話をされる際には怯えている自分がおります。
今後まだ少なくとも1年間は助手との付き合いが続く事を考えると、もはや頑張る気力が無くなってきました。無念ですが、中退もやむなしと考えています。進路に関しては、もはやアカデミックに残らず、分野を変えて民間の企業への就職も視野に入れております。ですが、せっかく観測に行かせてもらった事もあるので、観測や解析をして結果を出す事は、私の研究に関わってくださった周囲の皆さまに対する義務ではないかという思いもあり、その気持ちのギャップに、どうしたら良いのか分からないでおります。最終的に判断すべきは自分自身ですが、何かアドバイスをいただけたら幸いと思い、質問させていただきました。よろしくお願い致します。
くらぷさん ( 宮城県 / 男性 / 27歳 )
回答:3件
最終的にはご自身が幸せであること
くらぷさん、はじめまして。
大学・大学院での人間関係は、それ以外の世界とのつながりが少ないことも珍しくないとお聞きします。事実、私が今まで関わりのあった方の中でも、指導教官とある日を境に突然冷え込んだ関係になってしまったり、あるいはそういったことが原因で体調を崩されてしまったりした方を複数拝見しております。
アカデミックに残るか、民間企業に移るか。
これは、どちらでも良いと思います。
観測に行かせてもらったからといっても、それを続けることによってくらぷさんが幸せになれないのであれば、やめたほうが良いです。
もともと研究していた分野とはまったく異なるところで活躍されていらっしゃる方など、数え切れないくらいいらっしゃいます。
義理を感じるのは、人間として素晴らしいことではありますが、義理立てするあまりに自分が幸せになれない方向を目指すのはお勧めできません。
くらぷさんが生き生きと働かれれば、それがどんな分野であれ、周囲の人も「良かったね」と思えるのです。
どちらが幸せになりそうか、よく検討されてみてください。
回答専門家

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葉玉 義則
キャリアカウンセラー
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避けるか、向きあうか、次に賭けるか!?
こんにちは、くらぷさん。My人事の葉玉です。
人間関係で追い詰められ → 退職というケースは、民間の企業においても
繁雑に起こっている現状があります。
問題の本質は、[アカデッミックな路線] か [民間への転換] かという
二者選択ではなく、
人間関係に悩まされない環境、生き方とは何か、
ご自身に問いかけ、
真剣に、今後の進路を検討する事のように思えます。
その人を避けるか、向きあうか、次のステージ(民間)に賭けるか!?
例えば、今回のケースにおいては、直属の上司との人間関係〔軋轢〕が
要因となっているようですから、
まずは、そこをクリアする方法論について、手段を講じられては
如何でしょうか。
・休学し、一旦現場を離れ、心の充電を図る。
・より上位者(教授等)に相談をし、解決の方向性を探る。
・該当する上司に、メールや手紙等〔間接的な方法〕で、
現在の心境と真意をぶつけ、関係の修復を図る。
人生、いろんな局面で「人間関係」の問題は避けられず、
ここをクリアする方法論や知恵を身につけておいた方が、
どんな道を選ばれたとしても、助けになるはずです。
しかして、それでも、ご自身のストレスが緩和されない場合は、
・大学院を休学し、考える期間を設ける。
・中退を視野に置き、就職活動を開始する。
等々をご選択されても、全然OKだと思います。
但し、少なくとも、中退後の就職探しは、非常に不利になるという
現実を認識し、軽々に事を起こさず、慎重に次のステップへと
一歩を踏み出してください。
今、とてもお辛い状況にあるとは思いますが、夢を捨てず、
めげず、あきらめず、頑張ってください。
いつもいつでも、心から応援しています。

西田 奈穂子
キャリアカウンセラー
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捉え方を知り、活かす。
くらぷさん、はじめまして。キャリアカウンセリング・コンフィアンサの西田と申します。
実質的な指導者との人間関係だけにその分関わりも多く精神的に参りますよね。
相手の態度が変わらない中でご自身がどう残り1年を過ごすのか。ご自身でもお感じのように相手はなかなか思うように変わってくれませんよね。
その状況の中でご自身がどうありたいのか。研究に対する想いと人間関係に対する捉え方のバランスが今後の選択の鍵になるのかもしれません。そこでどのように「研究と人間関係を捉えているか」を考えることが重要になってくると思います。
研究についてはどうですか?「研究に関わってくださった周囲の皆さまに対する義務」とあり、様々な人達がくらぷさんと関わってこられましたよね。その方々への感謝を研究を続けるという形で表現されたいのか、それとも研究自体が好きで続けたいのか。分野を変えても後悔はない程度なのか。研究に対しての想いをご自身に問いかけてみてください。
また、人間関係に対するとらえ方はいかがでしょうか。居心地の良い人間関係というものはくらぷさんにとってどういったイメージでしょうか。その人間関係には「何が存在」し、ご自身はどう関わっておられたのか。今回の最大の問題は「直属の助手との人間関係」です。企業に入っても同じように、「合わない人」が出現する可能性もありますね。アカデミックの世界に進んでもその可能性はあるかもしれません。そこで自分自身の捉え方を見つめ、人間関係自体に活かすことが重要なのです。ここで出た答えは今後のあらゆる人間関係での問題を解決するのに役立つはず。
この辛い状況をご自身の人生に巻き込み活かすということ。辛い経験しんどい状況だけで終わらすのは、もったいないと思うのです。
この転機が、くらぷさんの人生観をより深めるきっかけになればと願っています。
そして、よりくらぷさんらしい選択をされることを祈っています!
(現在のポイント:-pt)
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