対象:ペットの医療・健康
フレンチブル2歳とビーグル1歳を飼っていますが。以前は食べ物が絡んでのケンカははありましたが、11月頃からフレンチブルの攻撃性が強くなり、目が合えば唸りだし、ケンカが絶えません。お互い怪我もするし、ビーグルの方がフレンチブルを怖がっている感じなので、最近フレンチブルの方の去勢手術を受けました。元々おとなしい性格ですので手術を受けることでケンカをしなくなる期待をしていますがどうでしょうか?どの位の期間で効果が出ますか?今はまだ変わりません。攻撃性が目立ち始めたきっかけで思い当たるのは、ビーグルを留守中に放し飼いにしておくといたずらが激しいのでサークルに入れだしてからのような気がします。ちなみにフレンチブルは放し飼いです。あともう1点質問ですが、術後2日目から陰嚢がペタンコに近い状態だったのが、少し腫れているように思います。痛みや熱感はありませんが大丈夫ですか?ご返答よろしくお願いします。
betty525277さん ( 愛知県 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
攻撃性と去勢手術
お困りのことと思います。
問題行動の中で、攻撃性は、犬種を問わず、よく遭遇するケースです。フレンチブルの攻撃性ですが、その矛先は、同居のビーグルだけでしょうか? それとも、散歩中の他の犬、また飼い主さんの家族、他の人々にも向けられているのでしょうか? もし犬も人も、だれかれ構わず、標的になっているのでしたら、去勢手術だけでは解決できないかもしれません。
雄犬の場合では、同居している犬や人の中で、自分がどのポジションにいるのかを非常に強く意識するワンちゃんがいます。成長の過程で、ポジションの認識が誤ってしまった場合には、下位と思った動物、人が上位の行動を取ると、極めて攻撃的な行動を取ってしまいます。 このようなポジショニングが主たる原因の場合には、去勢手術が功を奏する事があります。
しつけのプロと掛かり付けの先生の共同作業で、解決されることを望みます。
術後の腫脹は4,5日で消失するものですが、腫れが日に日に大きくなったり、痛みを歌え続ける場合には、再診の必要が出てきます。
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Re:犬の去勢後について
ご質問のとおり、去勢手術によって攻撃性の低下が認められることがあります。
調べてみたところ、去勢手術と犬の問題行動との関連についての報告文献がありました。マーキング、マウンティング、放浪癖の順で改善が見られたという回答が多く、同居犬への攻撃については何かしらの改善が見られたとの回答が50%程度でした。おそらく去勢手術としつけ〈行動学)的な対応策を併せる事によって改善するように思います。
家庭内での犬同士の攻撃行動は、お互いの優劣関係が不安定な状況が原因だったり、飼主の愛情を求めての犬同士の競合だったりします。犬同士の優劣順位については飼い主さんの印象だけで判断しないほうがよいとされています。しつけのプロや行動学に詳しい先生に相談するのも良いかと思います。
また、家庭外のよその犬に対しても攻撃性があるのであれば、対応策がまた変わってきます。
手術後の傷は数日かけて徐々に落ち着いてきます。一時的な腫れが起こるケースもありますが、どんどん腫れが大きくなったり、熱を帯びてくるようであれば診察を受けたほうがよいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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