対象:広告代理・制作
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回答数: 4件
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従業員100名以上の事務所にて、広告制作回りを管理している者です。従業員がまだ少なかった頃に飛び込み営業でやってきた広告代理店とずっと取引をしてきたのですが、こちらが広告の知識がないことを良いことに(当時は広告担当がいませんでした)、割高な料金で請求をかけられていました。そのような状況を打破するべく、広告担当を置いて体制を見直すこととなった次第です。やはり、いくつかの代理店をかけもちして取引するのが一般的なのでしょうか。1社独占にすれば、何かと楽ですし、お得意さんということで色々融通をきかせてくれることもあるのでは、とは思うのですが・・・。競争意識が生まれないと前と同じ目に遭うのでは、という懸念がやはりあります。どうしたら良いでしょうか。お知恵を拝借できればと思います。尚、広告の予算は数百万という単位です。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:3件
1〜2社に絞る方が良いでしょう。
予算は数百万というのを年間予算と解釈してお答えします。
現在は、1社だけとお付き合いされていて、それが割高な請求をされたりと弊害が出ているようですが、それは相手が悪すぎたと言えるのではないかと思います。広告代理店と言えども、良心的なところから悪徳なところまでさまざまですし、担当する営業マンによっても違います。たぶん、たまたま悪い会社かあるいは悪い営業マンに当たってしまわれたのだと思います。
年間予算が億以上であれば、数社を競合させることも視野に入れるべきでしょうが、それでも、やり方がまずいと、クリエーターのモチベーションを下げるだけになってしまうことがあります。年間予算が数百万なら、できれば新たに1社を探して、そこと長く深いお付き合いをされるのが良いかと思います。もし、お互いに緊張感を保つという意味で、もう1社を加えるとしても2社まで。均整を考えるとこれくらいが良いと思います。
回答専門家
- 山本 洋二
- (大阪府 / クリエイティブディレクター)
- ヨーク社株式会社
企業の伝えたいメッセージを、最適化されたクリエイティブで表現
Web、紙媒体を問わず、企業VI、会社案内、企業・製品広告等をワンストップで提供します。クライアントが伝えたいメッセージを、伝えたい人に届ける「メッセンジャー」として、時間・コストにムダのない最適化されたクリエイティブを追求します。
媒体を売る会社と、デザイン制作会社は、別モノです。
■
広告やマスコミの媒体を自社で直接枠で確保しているので、
その「枠」を販売するのが、古くからの「広告代理店」の、本来の定義です。
■
デザインやクリエイティブ、と呼ばれるような制作作業については、
キャンペーンや年間予算が大きい、ある程度の企画規模でない限りは、
直接、大きい広告代理店の社内デザインチームやらで制作されるケースは少ないかも。
デザイン/広告の制作作業については、
下請けの制作店や個人デザイン事務所に出されているのかもしれません。
その場合は、デザイン制作料金が結果として高くなったり、
代理店の営業マンを介しての「伝言ゲーム」の過程で、趣旨が曲がったりしがちです。
■
フロント・渉外に立つ営業マン(アカウントエグゼクティブとも言います)、の、
腕やダンドリの良さによって、大きく結果と事情は変わりますので、
代理店と複数取引をするのではなく、担当者の得意スキルの見極めをオススメします。
■
上記の理由から、
・クリエイティブの質が高いデザイナー系の広告屋 と、
・媒体力/企画力に優れた代理店系の広告屋 は、意味合い・スキルが違います。
私感ですが、
デザイナー系は個人事務所が多く、媒体にパワーがありません。
代理店系は、枠を買うチカラがあっても、制作力とコストが不利なケースが多い。
だいたい、こういったメリット/デメリットがあると思います。
ので、
お取引をされる際は、
媒体を購入する先を確保する意味で、代理店系と。
クリエイティブの質の確保と、直接発注による中間マージンを省くために、デザイン系と。
担当者のクセを見極めて、2社の特性を使い分けるのが良いかと思います。
■
その両方を兼ね備えた代理店?デザイナー??がいれば、
その方1者に絞れれば、最大の効果が得られるはずです。
回答専門家
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ウジ トモコ
アートディレクター
-
エーシンェンシーの"専門事業領域"と"しくみ"に注目
広告制作のパートナー選びには以下の2点に注目してください。
** 1 パートナー選びに最も重要な専門事業領域とは?
例えば、大口の媒体(新聞、テレビCM、メジャーな雑誌、、etc)を扱っているところなら、メディアバイイングに強い総合広告代理店ということになりますし、制作力をメインに謳っているのであればクリエイエィブエージェンシーということになります。
最近ではウェブ制作の案件も増加の一歩だと思いますが、ひと言にウェブ制作と言ってもかなり特色があります。検索エンジンにヒットすれば良いというウェブ制作を望むなら、広告代理店に依頼する必要はありませんし、同じように、ロゴやキャラクターを作りたいのであれば、そこを専門とするクリエイエィブエージェンシーに依頼する事が、効率の良い発注の基本ということになるでしょう。
そして、問題なのはその専門事業領域の質とそれ以外の事業連携の仕組みと言うことになります。
**2 誰が何を産み出す能力があり、仕事はどう流れているのか
ちなみに、ウジパブリシティーでいえば、『営業』という職種はいません。『営業』しなくても、集客できる「しくみ」があるからで、その分人件費を研究費、開発費にあてているため、常に質の高いクリエイエィブを提供する事が可能です。
最悪なのは、プレイヤーでなくメッセンジャーばかりが何人もいる代理店です。企画、マーケティング、制作、開発と行った専門性の高いプレイヤーがジャンルや媒体を跨いで活躍している企業であれば、事業規模の大小に関わらず飛躍しています。
そういった意味で、広告代理店選びでは「キーマン」にまずは注目するという考えも大いにありではないかと思います。
▼デザイナーの作家性に頼らない、経営戦略の可視化を推奨する広告計画とは?
視覚マーケティングのススメ (単行本(ソフトカバー))ウジ トモコ (著)
ご参考になれば幸いです。
(現在のポイント:-pt)
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