対象:住宅資金・住宅ローン
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私は今年12月に現在建築中の建物が完成するため、年内に融資実行、建物の引き渡しを受けます。
しかしながら、昨今の住宅ローン減税期間延長の話を検討し、来年1月度から住み始めようと考えております。
そこで質問なのですが、来年度もし、このまま減税期間が延長された時、住民票の移転を来年にしておけば、たとえ今年度の融資実行でも丸々減税を受けられるのでしょうか?知人に相談したところ、融資実行が今年度ですと、たとえ居住の用に供したのが来年度であっても、一年分の控除期間短縮になってしまうとの話がありました。(当然、来年度減税期間延長とならなかった場合は、10年分の控除がまるまる受けられなくなる事実は理解しています。) 減税制度と、融資実行、住民票移転の関係を教えていただきたくお願い申し上げます。
フルローンさん ( 静岡県 / 男性 / 29歳 )
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住宅ローン減税を受けられる条件について
フルローン さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました、住宅ローン減税の適用となる条件ですが、
現行のルールだと
「取得後6ヶ月以内に入居し、適用を受ける各年の12月31日まで引き続き住んでいること」
となっております。
(他の条件を満たしているものとします)
その為、融資実行が今年中でも、居住を開始したのが来年の場合、来年の住宅ローン減税のルールが適用されることになります。
(1年分の控除期間短縮ではありません。)
また「入居」とは、住民票を移転したタイミングではなく、実際に居住を開始したタイミングになります。
あくまでも、来年以降も住宅ローン減税が現行の適用条件で継続された場合として解説しております。
詳しいことは、税理士や所轄の税務署にご確認をされた上で、ご判断されてください。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト 藤森哲也
回答専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン控除の件
フルローンさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『たとえ今年度の融資実行でも丸々減税を受けられるのでしょうか?』につきまして、年内に融資が実行されて、物件の引き渡しも年内ということでしたら、今年の住宅ローン控除となります。
また、来年に確定申告を行わなかった場合、1年分住宅ローン控除の適用を受けられなくなってしまう場合があります。
尚、住宅ローン控除の適用される時期にあたっては年度ではなく、12月31日をもって判断します。さらに住宅ローン控除は所得控除ではなく所得税額控除となりますので、その点を十分に理解してください。
また、詳細につきましては、所轄の税務署で必ず確認をするようにしてください、
リアルビジョン 渡辺行雄
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