住宅ローン

おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

住宅ローン選びについてですが、金利が低いときには固定金利が基本です。ただし、今後の完済予定により変わってきます。たとえば、今後5年から10年で完済できるのであれば変動金利、または5年固定金利などでもいいでしょう。完済が30年を考えるのであれば、金利の固定期間は20年から30年の間で考えたほうが安全です。
固定金利と変動金利をミックスで借りるのであれば、収入状況、家族構成などによりますが基本的には変動金利での借り入れは少なく、固定金利での借り入れは多く借りたほうがいいでしょう。

今騒がれているサブプライムローンで破綻した原因が、変動金利の低い金利で借りていた人が金利が上昇したために返済ができなくなったことが原因です。金利上昇リスクをどの程度許容できるのか検討してみましょう。

バスさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『全額ローンで全額変動金利ではらうかいくらかフラット35の35年固定をもとうか真剣に悩んでいます、』につきまして、住宅ローンを組む場合、ほぼ毎年のように繰り上げ返済が可能ということでしたら、早期完済をめざすことになりますので、わざわざ金利の高い長期固定金利で住宅ローンを組むことはありません。

この場合、ローン金利が低くて済む変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。

この場合とは逆に、繰り上げ返済は3年に一回程度ということでしたら、早期完済という訳には行きませんので、多少金利が高くなっても長期固定金利で住宅ローンを組むことで、途中から金利が上がり毎月の返済額が増えたりすることはありませんので、将来のマネープランがたてやすくなります。

よって、繰り上げ返済を将来どの位の割合で行うことができるのかで、ローンの固定期間を決定していただく方法もあります。

尚、毎月の返済額を調整するための長期固定金利と変動金利を組み合わせるような場合、将来変動金利分の金利が上昇していった場合のリスクも十分に考慮したうえで、決定するようにしてください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄