対象:年金・社会保険
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先日会社を退職し、厚生年金から国民年金への切替の為役所へ行ったところ、失業中という事で特例免除が適用されることを知りました。受給資格期間にカウントされること、全額免除の場合3分の1受取額への計算がされること、2年以内であれば加算金無しで追納出来ること、等理解しました。果たして私の場合、無理して追納した方が良いのか、そのまま納めない方が良いのでしょうか。
独身女性 37歳(20歳から切れ目無く納めています。)
・国民年金 80ケ月納付
・厚生年金 127ケ月納付(内34ケ月は厚生年金基金も)
標準報酬月額 およそ34万円
計 207ケ月
年金受給資格期間40年、受給開始65歳、寿命85歳、と仮定し、将来の年金受取額を自分なりに計算しました。
厚生年金も絡めての計算が分からないので、40年間国民年金の納付としました。
・全月納付した場合 66,008円/月
20年で15,841,920円
・1ケ月納付しなかった場合 65,917円/月
20年で15,820,080円
・2ケ月納付しなかった場合 65,823円/月
20年で15,797,520円
納めない事のインパクトがひと月あたり22,000円前後という計算になりました。それなら現在14,410円/月の国民年金を無理して納めた方が得・・・?
納めないお金で資金運用する事、将来の情勢、等を踏まえてでなく、単純に将来の年金の受取額が多いか少ないか知りたいです。
無理して納付した方が得でしょうか、免除のまま納めない方が得でしょうか?
上記の計算は自分なりなので正しいのか自信無く、厚生年金の加入期間も絡めての計算が分からないので、厚生年金の分も絡めて専門家のご意見を賜りたくお願い致します。
グレープさん ( 東京都 / 女性 / 37歳 )
回答:1件
老齢基礎年金見込額について
はじめまして、グレープ様。
社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーの牛尾理です。
厚生年金保険の老齢厚生年金の金額は、国民年金の未納、納付とは全く関係ありません。
老齢厚生年金の金額を計算するには、これまで厚生年金保険に加入した全期間の標準報酬月額の平均値を求めなければなりません。通常は無理です。50歳以上の方であれば社会保険事務所で見込額の照会ができます。社保庁が解体され年金機構に移行後は年金の見込額は通知されるようになるでしょう。
さて、国民年金の老齢基礎年金の試算です。40年(480月)納付で満額受給でき、現在価額は792,100円ですから、1ヶ月未納があれば 792,100円×479月/480月≒790,400円、2ヶ月未納があれば 792,100円×478月/480月≒788,800円となり、当然少なくなります。
1月あたりでは、満額の場合 792,100円÷12月≒66,000円、1ヶ月未納があれば 790,400円÷12月≒65,900円、2ヶ月未納があれば 788,800円÷12月≒65,700円となります。
1月あたりの差額は100円〜300円ですので、20年間では(100円〜300円)×12月×20年≒24,000円〜72,000円となります。
評価・お礼
グレープさん
ご回答有難うございます。
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グレープさん
追加質問
2008/10/20 22:20ご回答、ご説明、有難うございます。
1月あたりの差額が100〜300円となること分かりました。
では、
例1)今後私が結婚して夫の扶養に入った場合でも1月あたりの差額は100〜300円という計算でよろしいでしょうか?変わってきますか?
例2)今後職に就いてずっと厚生年金に加入するとしても、国民年金部分の計算は1月あたりの差額100〜300円でよろしいですか?何だか国民年金部分の納付期間が短いと、免除未納のインパクトが大きい様なイメージがあって・・・。
重ねて恐縮ですが教えて下さい。
グレープさん (東京都/37歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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