対象:投資相談
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8年後の満期受取額が5万米ドルになる一時払いの米ドル建て個人年金(10年もの)に加入しています。
10年ものの年金なので「雑所得」として総合課税になり、私は会社員なので、別途税務署で確定申告をすることになります。
(ちなみに、この年金以外に所得はなく、給与所得のみです。)
そこでご質問ですが、
雑所得の計算方法は、{(満期時年金受取額−契約時支払い保険料)− 控除額(50万円)÷2}となり、
これが受取年の年間給与所得に合算して課税される、という理解でよろしいのでしょうか。
さらには、私は現在給与所得のみだと年税率10%なのですが、
この雑所得を給与所得に加えると、課税所得額が上がり、税率がアップしてしまうのでしょうか。
税金をよく把握せず契約してしまいお恥ずかしい限りですが、アドバイスいただけたら嬉しいです。
ちんすこうさん ( 広島県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件

ファイナンシャルプランナー
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一括受取と年金受取では異なります
ちんすこうさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
個人年金と税金についての一般的な知識としてお伝えします。
参考にしてください。
個人年金の受取時の税金は外貨でも円でも同じですが
一括受け取りの場合と年金受け取りの場合では異なります。
上記計算は一括受け取りの場合の計算式で雑所得ではなく一時所得です。
一括受け取りの場合は受取額から払った保険料を差し引いて50万円を超えた分の2分の1が他の所得と合算されます。
税率が10%というのは各種控除後の所得が
195万円〜329.9万円までです。
それ以上になると20%となります。
保険会社によっては部分解約が可能です。
満期予定の前年に半分を解約して、のこりを予定の年に受け取る方法です。
部分解約が可能かどうかは保険会社によって異なります。
解約返戻金の場合も一時所得となります。
一方、年金受取の場合は雑所得となります。雑所得はその年の受取額から必要経費を差し引いた分となりますが、給与収入がある人は20万円までは確定申告の必要はありません。
必要経費の計算書は保険会社から送られてきますが、こちらに計算式があります。
http://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/tax/tax_q6.html
いまから受取時の税金のことも考えていらっしゃるのはとてもいいことですね。
FPは税理士ではないので、具体的な税務相談は受けることができません。
一般論をご参考に考えてみてください。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼

ちんすこうさん
羽田野先生、ありがとうございました。
一括受取か部分解約、8年後、為替の状況なども勘案しながら決めたいと思います。
大変ありがとうございました。

ちんすこうさん
一時所得の計算法。
2008/10/16 14:01羽田野先生、大変わかりやすい説明をありがとうございました。
ベースアップしていくと3〜4年後には給与所得のみで税率20%の所得クラスに突入することが判明しました。
払込保険料400万円、満期額500万円として試算したところ、
【一括受取の場合】
{(満期時年金受取額−払込保険料)− 控除額(50万円)÷2}
(500万円−400万円)−50万円÷2=25万円×税率(20%)=5万円
【年金受取方式(期間5年)の場合】
初年度年金額100万円−必要経費80万円=20万円×税率20%=4万円
×5年間=20万円
となり、年金になると5年間連続で課税されるので、一括受取の方がお得かな、と感じました。
円安に推移した場合も含め、満期時の為替レートを勘案しながら決めようと思います。
ところで、再質問で恐縮ですが、先生が御提示された「部分解約」の場合、2年間とも「一時所得」の計算法になり、当該年の年金受取額から差し引く払込保険料は、2年間とも400万円を差し引く、という理解でよろしいでしょうか。そうなると所得は結果ゼロになってしまいますが・・。
専門外で申し訳ございません。先生のお答え可能な範囲で結構です。どうぞよろしくお願いします。
ちんすこうさん (広島県/36歳/女性)
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