対象:投資相談
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来年からの税金の取り扱い
来年からの税金の取り扱いも考えておかないといけないことがあります。
グローバルソブリンを保有していて分配金が年間100万円(毎月約8万4千円)を超えれば、これまで必要がなかった確定申告が必要になります。100万円超の部分の税金を追加納付することになり、たとえば分配金120万円であれば追加で税金2万円(20%のうち10%分は源泉徴収済み)ですが、追加納税以外にも考慮しなければならないことがあるので注意が必要になります。
専業主婦ならご主人の配偶者控除の適用がなくなり税金の負担が増える、国民健康保険の保険料が跳ね上がる、高齢者医療費が現役並みの所得がある人として3割を自己負担ということも。
また、値上がりした場合の解約にも注意が必要です。解約益はこれまで配当所得とされ、源泉徴収されていましたが、来年以降は譲渡所得として取り扱われます。特定口座に移さず解約した場合は、源泉徴収されず確定申告しなければなりません。
証券会社などからは小額でも支払調書が税務署に提出されます。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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誤解されているようです。
さくらんさん、こんばんは。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
月に4%のリターンがあると年換算すると48%ですよね。
ちょっと疑問に思われませんか?
さくらんさんが言われている投資信託の毎月決算型は1万口に対して40円の分配金が出ています。
ですので1万口をお持ちの方でしたら月に0.4%で、年換算すると4.8%ですよね。
ただ、現在は基準価額が下がってますので、1万円で購入した場合は、1万口以上の購入は可能ですので、もう少しのリターンはあります。
しかし、この商品は現在基準価額がどんどん下がってしまってますので、実質はマイナスになっています。
また毎月決算型は、毎月決まった分配金が欲しい方(年金生活や利子所得などで生活される方)には良いでしょうが、資産を増やそうとする方には向いていません。
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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毎月分配金型投投信
さくらん様
ご質問をいただきましてありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーが天職! BYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。
毎月分配金型投信は、とっても人気のある商品です。
しかもその中でもピカ一の人気投信が、「グロソブ」です。
しかし人気商品は金融機関に踊らされている商品がほとんどです。
毎月分配型という設定に関しては、40代の方にはおすすめできません。
実は分配金受取るたびに基準価額が下がっているのです。
さくらん様がどういう目的でどのくらいの期間で使うお金に対して運用しようとお考えなのかが分かりませんので、なんともいえないのですが、長期運用をお考えでしたら、毎月分配金型投信は選択しない方が賢明でしょうね。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
よろしくお願いいたします。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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グローバルソブリンの分配金について
さくらん 様
CFP(R)の吉野充巨です
グローバルソブリンは、現在毎月の分配金が10,000口当り40円あるというもので、月のリターンが4%ではありません。
また、グローバルソブリンのように、多分配型の商品は資産形成には不向きです。毎月一定の収入が欲しい方に適していると考えます。
グローバルソブリンを10年前の最初の発売日に10,000口を10,000円で購入した方は、先月までの128期(毎月決算のため1月が決算期になります)で、税金を払う前の分配金で5,731円得ました。
一方現在の基準価格は、7567円(2008.08.18現在)です。為替や価格変動の影響もありますが、当初の元本から考えると2,433円下がっています。この差の中には、ご自分の元本が手元に戻ってきた金額が含まれています。
この点をお考えになり、分配金が収入として必要無ければ、無分配型の海外債券を対象とするインデックス・ファンドをお勧めします。
上記数値は、下記の月次レポートを参照しています。
http://www.kokusai-am.co.jp/fund/pdf/monthly2/148013.pdf
また多分配型の投信をお勧めしない理由は下記のコラムを参照ください。
毎月配当型投信は必要ですか
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/11424
参考まで
分配金には、二種類のものが含まれています。
一つは、分配金を払い出した後の基準価格が、購入価格を上回っている場合、利益にあたる分配金で税が現時点で10%掛かります。
一方分配金を払い出した後の機銃価格がご自身の購入価格を下回った場合には、下回った部分はご自身の元本を戻しただけですので、税金が掛かりません。これを特別分配金といいます。
この2種類の分配金を把握して、運用による利益とご自分の元本分とを区別することが必要になります。
ファイナンシャルプランナー
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分配目的とするファンドはお勧めできません。
さくらんさん、こんにちは。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
いろんな投信を考えていらっしゃるのですね。
その投信でなくとも毎月分配型はやめましょう。毎月分配型は資産形成時期の方には不向きです。
ファンドには分配目的のものと、資産成長を目指すものがあります。
さくらんさんの投資目的が老後資金ということで10年以上の運用期間があるのでしたら分配金は年1,2回で分配金も再投資して複利で殖やすことを考えたいものです。
また、人気ランキングや騰落率に左右されず、5年以上の過去の実績を確認できるファンドを選びましょう。そういう意味では新規設定ファンドもやめたほうがいいということになります。
また大切なのが配分です。
期待リターンで海外債券、国内株式、海外株式といった配分も異なります。
ある程度の金額を運用されるのであれば運用のアドバイザーを持つことも大切です。
運用は始めたら放りっぱなしではなく、1.2年に1回くらいはリバランス(配分のバランスを戻す)というアフターケアも大切です。
一度個人的にFPにご相談されるといいでしょうね。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
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分配金に関して
さくらん さん
こんにちは、FPの恩田と申します。
運用で得た収益をどのようにしたいかによってどの分配方法を選択すればいいのかが変わります、年齢によって決まるわけではありません。
投資信託で分配金を出しますと分配金に対して税金がかかります。
分配金を再投資する場合でも税金を引いた分を再投資することになります。運用実績の良し悪しを考えずに一律の分配金がでると仮定した場合は、分配金を出す回数の多い投資信託ほど税金を引かれる分だけ複利効果が小さくなります。
ですから、資産形成を目標にするのでしたら分配金を極力抑えた投資信託の方が高い複利効果が
期待できます。
逆に、毎月の収入プラスアルファを期待する場合には毎月分配型を選択するほうがよろしいかと思います。
さくらんさんがどのような目的で投資を始めるか気持ちを固めてから投資デビューをしてください。
また、長期に資産形成をする場合で考えますと、債券よりも株式に投資をする方が年平均の利回りが高くなるという過去の集計データもあります。
最後にリスクを軽減するための時間分散(ドルコスト平均法)も心に留めて起きましょう。
(現在のポイント:-pt)
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