対象:インテリアコーディネート
今月末に入居のマンションです。
西向きカウンターキッチン(3.3帖)の
リビング(11.2帖)です。(寝室、WICは別に有)
下がり天井で窓側にビルトインのエアコンがはまっています。下がってる末端から床までは2.2mでした。
丁度凹な形って感じでしょうか。
現在の賃貸の部屋はロフトがある為天井が斜めになっていて天井が高いので1ルームですが特に圧迫感はありませんでしたが新居は立っているとやはり気にはなります。
西向きの窓が掃きだし窓ではなく腰高窓で手すりがあるような窓です。すぐ横にベランダに出れる掃きだし窓もありますがFIXもあって明るさは問題ありません。どんなことに気をつければ天井の圧迫感を感じなくなるでしょうか?
テーブルやソファはこれから揃えるつもりです。
あまり大きなモノではなくシンプルにしたいとは思っています。
あおいとりさん ( 静岡県 / 女性 / 35歳 )
回答:1件
バランスの良いコーディネートで
はじめまして。 サカイデザインネットワークの酒井と申します。
マンションの空間は、構造梁や設備配管の経路などにより天井の一部が下がってしまうことはよくあることなので、ご質問の天井エアコンのために天井高2.2mというのもやむをえないケースだと思いますが、今まで天井高の高い空間での暮らしに慣れていると少し気になるかもしれませんね。
採光などは問題はなさそうですので、たとえば3つのことに気をつけてインテリアをコーディネートされると効果的だと思います。
1.空間のカラーバランスを整える
ベースカラー(主に使う色)+アクセントカラー(1〜2色)という考え方でまとめ、濃い色を使うときは低いポジションとし、天井面に近づくにつれ白くしていく(高い場所に濃い色を使わないようにする)
2.高さの統一感
家具の高さやカーテンやブラインドなどの「高さ」または「長さ」を意識して、統一できる部分を考えてみる。 たとえば、ダイニングテーブルの高さは70cmの場合にローボードの高さも合わせる、カーテンの長さは掃きだし窓と腰高窓が並列のときは掃きだし窓の長さに合わせる、など
3.照明の手法
天井から照らす照明だけではなく、空間のコーナーなどにスタンドライトなどを置き壁面を照らすことで灯りの強弱(陰影)をつくってみる(2灯くらいあると効果的です)と空間の拡がりを感じます
以上のようなことも含め、お好みの「暮らしのスタイル」をトータルにバランスのよいコーディネートをすることで素敵なお住まいが実現できると思います。
デザイン事例写真を添付致します。
参考になりましたら幸いです。
回答専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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