強迫障害なのでしょうか？認知症なのでしょうか？

６２歳の父に関するご相談です。
現在父は、母（５８）と妹（３１）と同居しています。
弟（２７）と長女の私（３４）は別に暮らしています。

父はちょうど１０年前に末期の肺癌が判明し、摘出手術を受けました。幸い手術は成功し、その後転移もみつかっていません。
が、発病と同時に急に頼りなくなり、母への依存がひどくなりました。その後、退院して数年自宅療養した後、どうにか職場に復帰しましたが早々に退職。
毎日新聞とテレビを見るだけの無気力な生活が何年か続いていましたが、数年前からひどい時には１日１５時間もトイレにこもるようになり、最近はその間大声で叫ぶようになりました。
最初は排泄で力が入るため声を出しているようでしたが、
最近は全く関係のない叫び声を何時間もあげ続けています。
お風呂に入ることや服装の季節感には無頓着ですが、
ひげ剃りにも執着があり、血が出るまで１時間近くそり続けます。
今月に入り、家のトイレではうまくおしっこができないので、
近くのショッピングセンターのトイレまで車で連れて行けと要求し、断ると、家を出て近所の公園や川で用を足してくるようになりました。

行動を咎めたり、要望が聞き入れられないと逆上します。
前から妹に対して暴言を浴びせていましたが、最近はつかみかかるなどの暴力。先月までは辛うじて母には逆らいませんでしたが、最近は母にも暴力寸前の状態です。被害妄想もあるようです。

ＭＲＩなどで診断していただくのが早いと思うのですが、
本人には全く病気の意識がなく、受診を勧めると強く拒絶します。
現在１７０センチ弱の身長に対して、体重は４５キロ前後で癌の術後より痩せてきています。
排泄など不潔なことへの強迫障害なのか、ピック病などの認知症なのか、癌の脳転移によるものなのでしょうか？