対象:投資相談
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10年ほど続けている投資信託がありますが、円高と、時価が下がっているということもあり、このまま、継続するか、今のうちに、他のものに変えるか検討しています。
商品は、ABSファンドと、GSアメリカン・ポンド・インカムどちらも、毎月分配型で、そのまま利息は外貨MMFに入れています。どれらも125円程度で買い付けたもの、買った時の単価も10ドルぐらいでしたが、今は10ドル切っています。
毎月の分配は、大体年利3%ぐらいです。
もう少し様子を見て、ドルが持ち直したところで、他に移そうかとも思っています。
他に、オーストラリアやニュージーランドの債券などももっています。今までは、株以外の債券や、投資信託を主にしてきました。
そろそろ、少し株なども含めたバランス型に移行していった方がいいのかな?とも思っています。
なぎすけさん ( 福岡県 / 女性 / 41歳 )
回答:4件
ポートフォリオ運用に移行しましょう。
なぎすけ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、ライフプランや資産全体をお伺いしないと、本当は、アドバイスが難しいのですが、ある程度の余裕資金をお持ちの方をイメージしながら、回答させていただきます。
ABSファンドと、GSアメリカン・ポンド・インカムの件、そもそもの失敗が、米国の金融商品に集中させてしまったことだと思います。
10年前は、今ほど、投資信託のラインナップは充実してなかったのかもしれませんが、これからは、米国だけでなく、欧州、豪州、新興国など、地域と通貨を分散させた方がよいでしょう。
さらに、資産クラスを分散させる意味で、株なども含めたバランス型に移行することにも、基本的には、賛成です。
いわゆるポートフォリオ運用ですね。
ポートフォリオ運用では、性質の異なる金融商品の相関関係を考慮しながら、配分を検討していきます。この場合、それぞれの金融商品は、ポートフォリオを構成する部品という位置づけになります。
お手持ちの金融商品は、すべてを他に移すと、それなりに手数料が掛かりますので、一部を解約して、一部は部品として残すという発想でもよいと思います。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
ファイナンシャルプランナー
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複利効果を考えてみましょう
なぎすけさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
毎月分配型ファンド、債券ともに単利ですね。
単利とは利息や分配金が元本に組み入れられることなく支払われるものです。
元本自体は増えません。
資産形成時期の方にとっては複利のほうが有利です。
複利とは利息や分配金を元本に再投資して運用する方法です。
たとえば100万円を3%で20年間運用する場合
単利であれば1年あたり3万円、20年間60万円で元利合計160万円です。
一方複利であれば1年目の利息3万円、次の年は103万円に3%の利息が付き20年で180万円になります。(税金考慮せず)
複利効果を狙いましょう。
またファンドには分配金重視のものと資産成長型があります。
分配重視型を再投資しても元本自体が不安定です。
今は資産成長型で運用したほうがいいと思いますよ。
また、債券だけでなく株式型も加えたほうがいいですね。
資産運用は長期分散投資が原則です。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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分散して保有しておきましょう。
はじめまして、なぎすけさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
投資の基本は分散投資ですよね。
では、何故分散させておくのでしょう。
どんな国や地域でも、成長を続けていくように努力していますよね。しかし、時には成長の度合いとはかけ離れた株価の高騰をする事もあります。
高騰をした後は、調整がありますよね。
逆に景気が悪くなることも考えられます。しかし、景気が悪くなると、どうにか景気を良くしようといろんな策を投じてきます。
こうやって、国の成長を継続させようと努力をしています。
しかしそれは、どの国も一緒ですが、同じ時期に起こらないから分散させておけば、どこかが景気後退しても別の国や地域は景気が良いだろうという事で分散しているのです。
ですから、一時期の景気後退で売ってしまうのでは分散投資の意味がないですよね。
まずは資産配分を決めて、そのポートフォリオの期待リターンを維持していけるようにされると良いと思いますよ。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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国内外の株や債券への分散投資をお勧めします
なぎすけ様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
なぎすけ様の投資・運用の目的は、分配金を再投資されていますので、将来に向けた資産形成と拝察いたします。それであれば、こんなスガイの株式と債券への分散投資をお勧めします。
ご存知とは思いますが、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
現況各国の国債の価格は上がりましたが、円高効果で減殺されています。
私は、手元資金の確保も考慮し、定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式、という5資産に配分されるようお勧めします。
例えば、5資産に均等配分した場合、期待リターンは3.5%、リスクは8.0%になります。(年間の運用成績の68%が、-4.5%〜+11.5%の範囲に収まることを示します。また、最悪ケースでも-12.5%の損失に留まることを示しています。
この資産配分を基にして、リスクを下げたい場合は、定期預金と日本債券の配分を高め、よりリスクを取りリターンを求める場合は、国内外の株式への配分を上げるなど、ご自分にあった資産配分をご検討ください。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
現在保有されている、毎月分配型の投資信託は、資産形成を目的とする場合、税の繰り延べ効果が得られず複利効果を充分に活用できませんし、売買のための内部コストも掛かりますから、適切では有りません。
毎月配当型投信は必要ですか
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/11424
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
宜しければ、私のHPにインデックス・ファンドとETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/ETF-6.htm
(現在のポイント:-pt)
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