年収1400万円ほどの54歳の会社員ですが、子供も独立しましたので、終の住処として、4,400万円ほどの中古マンションを購入する予定です。
資金としては、私名義の定期預金が1千万x2、財形貯蓄が6百万、女房名義の定期預金が1千5百万あり、あとその他の預金をかき集めれば、ほとんど借金なしで払えるかも知れない、という状況です。
その場合、余裕資金がほとんど無くなることが気になりますが、ローンの金利を払っても余裕を持っておいた方が良いでしょうか?
また、これだけの資金をまぁ普通の会社員とパートタイマーの夫婦で一気に支払うと、税務署から資金の出所を疑われる(?)のではないか?と心配する友人もいます。どうしたものでしょうか?
ヒマジンさん ( 東京都 / 男性 / 54歳 )
回答:5件
考えておきたいこと
はじめまして、FPの城木と申します。
収入について、55歳を超えると役職定年などといって収入が下がるケースもあります。
ご夫婦二人の生活でしたら、収入がある程度減少しても老後の備えができるのではと思われます。
マンション購入は、買っておしまいではありません。
購入時には諸費用(仲介手数料、登記費用、消費税など)、購入後は管理費、修繕積立金、固定資産税、火災保険料などがかかります。
10年以上の住宅ローンをしたときには、税金の特別控除が受けられます。
この制度については適用期限があります。
条件など、詳しくは国税庁のサイトをご参照ください。
現在の収入からすると、住宅ローンを組まずに現金で購入することも可能ですが、貯蓄がほとんどなくなるのは少し心配ではないでしょうか?
以前、50代後半のご夫婦から住宅取得の相談を受けたことがあります。
ずっと社宅にお住まいで、現金をかなりお持ちでしたが、相談の結果、住宅ローンをして家を購入することになりました。
理由は、手持ちのキャッシュを減らしたくない、住宅ローンを生命保険代わりにするためでした。ご参考まで。
N&Kコンサルティング(東京 新宿の独立系FP事務所)
http://www.norikiyo.com/
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
住宅資金の件
ヒマジンさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『余裕資金がほとんどなくなることが気になりますが、ローンの金利を支払っても余裕資金を持っておいた方が良いのでしょうか?』につきまして、通常、預貯金金利よりもローン金利の方が高くななることを考慮しても、借入金は少ないに越したことはありません。
また、将来住宅購入以外に大きなライフイベント資金がかかることがないのでしたら、緊急予備資金をある程度確保しておく以外は、住宅購入資金に充当していただき、住宅ローンを組むことなく購入していただくことをおすすめいたします。
尚、資金の出所につきましては、預貯金などでどころが分かっている場合は、特に心配をする必要はないと思われます(正確には所轄の税務署で確認してください。)
むしろ奥様との出資割合に応じて、適切に持ち分登記をするようにしてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです、
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
ヒマジンさん
緊急予備資金って、夫婦二人だと、どれくらい要るもんでしょうね?
子供の結婚などもありそうですから、少し、借りることにしようかと思います。
回答専門家
- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
ご相談をされたお客様が安心して生活できるマネープランをご提供
マイホームの購入資金対策、お子様の教育資金対策、ご夫婦で安心して老後を過ごすための老後資金対策など、人生には幾つものライフイベントというお金に関するハードルがあります。そんなハードルをクリアしていただくためのマネープランをご提供します。
渡辺 行雄が提供する商品・サービス
借り換えを検討している方限定!住宅ローンの選び方(提案書付)
あなたにとって最適な住宅ローン借り換えにつきましてアドバイスします(提案書&キャッシュフロー表付)
20代&30代主婦の方の簡単家計管理術(家計診断・提案書付)
家計管理のポイントを分かり易く解説しますので、今日からカンタンに家計管理ができるようになります。
住宅購入について
こんにちわ、FPコンサルティング岡崎です。
まだお若いのに終の住みかとは、まだまだ長生きされるでしょう。
さて住宅購入が基本的に現金がトータルではそう支払額が少なくなります。しかし今後の働き方や退職金、退職後の年金額によって一概にどちらがよいかは言えないですが、今後のことを想定して、様々なケースをシュミレーションされてはいかがでしょうか?ぜひ「ライフプラン表」を作成してください。そうすればローンがいいのか現金がいいのか把握できると思います。ぜひお勧めします。
参考にhttp://www.fp-con.co.jpにライフプラン表がありますので、ご覧下さい。
なお、住宅購入により税務署からのおたずね書は間違いなく来るでしょうから、お金のでころをしっかりと説明できるようにして置いてください。
将来を見据えてしっかりと計画して豊かで安心したセカンドサードライフを送ってください。
回答専門家
- 岡崎 謙二
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPコンサルティング 代表取締役
お金の相談10000件以上!ここで培った経験が自信です!
ライフプランに関する相談業務はスキルや対応力も必要ですが、ケーススタディの蓄積が問題解決には重要です。これまでに3000件以上の相談を受け、そこで培った問題解決能力で、最適なアドバイスをさせていただきます。
阿部 雅代
ファイナンシャルプランナー
-
無理にローンを組む必要はありません。
ヒマジンさん、初めまして。
ファイナンシャルプランナーの阿部雅代です。
現金で購入できるなら、無理にローンを組む必要はありません。
年収が1400万円あれば、余裕資金もすぐに貯めることができるはずです。
また、税務署から資金の出所の調査があっても、預貯金をおろしてはらったことがわかれば、問題はないはずです。
お金の出資割合に応じて、登記すればよいのですから。
年収から考えて、この程度の貯蓄があっても、不思議ではないでしょう。
税金について、不安でしたら、税務署に相談を受ける部署がありますから、電話などでお問い合わせいただいたら確かです。
ファイナンシャルプランナー
-
一部ローンで節税という方法もあります
ヒマジンさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
4400万円のマンションを現金で買えるとはすばらしいですね。
資金の出所がはっきりしていて、ご夫婦の資金の割合に応じて登記すれば問題ありません。
ローンなしで購入するかどうかですが、まだ現役で収入があるのでしたら、一部ローンを組むのもいいかもしれません。
ローンを組んではらう利息と住宅ローン減税を比べてみるといいでしょう。
ローンの金額と同額の預金をしていれば金利のかからない銀行もあります。
金利はかかりませんが、別途メンテナンス料金がかかります。
一方、10年以上のローンを組むと年末残高の1%が住宅ローン控除として税金が安くなります。
余裕資金のなくなる心配もなく、税金も安くなるのであれば一挙両得ですね。
一部ローンも考えてみるといいでしょう。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
ヒマジンさん
利息と減税の比較ですね?
検討してみます。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング