対象:住宅設計・構造
回答:3件
できれば耐震診断をした上で判断を!
takiさま はじめまして。
一般的に通し柱は無駄に設けていることはまれで、肝心要な位置に施工されていますので、できればお住まい
の地域の建築士会などに相談され、耐震診断をしてもらってはいかがでしょうか?筋違いの位置や、どの柱なら撤去しても問題が出にくいなど、相談にのってくれると思います。
ご参考になれば幸いです。
アーキ・ヴォイス 染谷
回答専門家
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家が踏ん張れなくなります
はじめまして
木造住宅は通し柱のほかにも普通の柱や間柱などが沢山あるので、「1本くらい・・」と思いがちですよね。。
通し柱は他の先生方が仰るように構造上最も重要で、1本抜くと言う事は、人間が4つんばいになった状態から片手を離した状態と同じです。
誰かに押されたら(地震を意味します)抜いた方向につぶれてしまいますので、外す通し柱の左右の柱や筋交いなど補強が必要です。
しかし、単純に補強すればよいわけでなく、全体の揺れのバランスも崩れてしまいますので、しっかりとした計算が必要です。
また、単純なリフォームと違い構造上重要な部分をいじる場合、確認申請なども必要になりますので、まずは専門家にご相談されてはいかがでしょうか。
やすらぎ介護福祉設計 齋藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
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森岡 篤
建築家
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通し柱は、構造上重要な柱
takiさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
日本の住宅の平均寿命は、26年と言われており、築30年あたりを過ぎると、建て替えが考えられることが多いです。
そんななか、築40年の住宅を改修して住まわれる、すばらしいです。
さて、通し柱についてですが、
通し柱とは、1〜2階を貫通する柱を指します。
外周中間部では、梁(胴差)が通って上下に柱が取り付く事が多いのですが、柱が通って胴差が取り付くのが通し柱です。
完成した家は仕上で隠れるため、通し柱かどうかは外見上はわからないのですが、どのように通し柱とわかりましたか。
通し柱は、柱の中でも上下を結ぶ構造的に重要な意味を持ち、これを抜くのは重大なことです。
必ず、構造のわかる建築士に相談した上で実施して下さい。
40年前の設計規準は、規準自体が耐震性能が不足していたため、takiさんのお宅も耐震補強が必要の可能性があります。
耐震性能を上げるためには、耐震要素(壁や筋かい)を増やしたり、補強して、''耐震力を上げる方法''の他に、''地震力を減らす方法''があります。
地震力は、建物重量に比例するので、重い瓦屋根を軽い金属板葺きに替えることで地震力を減らし、耐震性能を上げることができます。
参考にしていただけたら幸です。
(現在のポイント:-pt)
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