対象:住宅設計・構造
家が踏ん張れなくなります
はじめまして
木造住宅は通し柱のほかにも普通の柱や間柱などが沢山あるので、「1本くらい・・」と思いがちですよね。。
通し柱は他の先生方が仰るように構造上最も重要で、1本抜くと言う事は、人間が4つんばいになった状態から片手を離した状態と同じです。
誰かに押されたら(地震を意味します)抜いた方向につぶれてしまいますので、外す通し柱の左右の柱や筋交いなど補強が必要です。
しかし、単純に補強すればよいわけでなく、全体の揺れのバランスも崩れてしまいますので、しっかりとした計算が必要です。
また、単純なリフォームと違い構造上重要な部分をいじる場合、確認申請なども必要になりますので、まずは専門家にご相談されてはいかがでしょうか。
やすらぎ介護福祉設計 齋藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
築40年の2階建て住宅(屋根瓦・外壁塗り壁)の改修を考えているのですが、外周に通し柱が入っており、どうしても間取りの関係上、1本抜きたいのですが、通し柱を抜く際に注意しないといけないことなどあるのでしょうか?
takiさん (大阪府/36歳/男性)
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