対象:住宅設計・構造
フラット35S対象の建売物件(耐久性・可変性で建築確認は取得済みとの事)なのですが、契約に際し躊躇しており困っております。木造3階建(在来工法)・屋根(ガルバリュウム鋼板たてはぜ葺)・外壁(サイディング/ケイミューエクセレージ14)・断熱材/充填方(グラスファイバー10K t50)床下以外は全てこの仕様。 1階床下断熱(A種押出方ポリスチレンフォーム保温板1種t25)
上記の仕様だと防音・屋根の雨音・暑さ寒さにおいて不安なのですが・・・石膏ボートやその他の仕様等により上記仕様だけで判断は出来ないとは思うのですが、フラット35S基準の耐久性・可変性以外は余りにローコストな住宅だと感じるのですが・・不動産屋(売主)に訴えるも十分に快適に生活できる。今まで同仕様物件でのクレームはない。レベルアップなら差額を・・と言われ・・・現状の仕様が快適に暮らせる物件か否か全く分からず購入を迷っております。当方4地域(大阪府)です。出来れば早急にご回答を頂けましたら幸いなのですが・・・宜しく御願い致します
ann0710さん ( 大阪府 / 男性 / 46歳 )
回答:1件
森 一夫
建築家、ファイナンシャルプランナー
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建売住宅の性能について
フラット35S対象の建売物件(耐久性・可変性)について
詳細は以下を参照してください。
http://www.flat35.com/tetsuduki/flat35s/taikyu.html
上記の仕様では、省エネについては特に考慮されていない(フラット35Sの基準でない)と
思われます。お書きになっている断熱材の仕様では、一般的な断熱性能ではないかと推測
されます。窓ガラスはペアガラスになっているでしょうか?
また、断熱材の入れ方も気になるところ(断熱材が切れ目なく入っている、など)です。
断熱材の密度が高ければ、防音性能は高くなりますが、現在の仕様では特別防音性能が高いとは言えないと思います。また、屋根の防音性能は、これも密度の高いものであれば、防音
性能はよくなります。また野地板(屋根材の下地)に密着して断熱材が入っていれば、防音
性能は高くなりますが、天井に敷き詰めているのであれば、性能は劣ります。
一般的に建売住宅であれば、細かい配慮がされているとは思えません。
大まかな仕様だけからですが判断すると、省エネ性能的にはさほど高い性能を
持っているとは思えませんし、防音性能も高いとは思えません。(推測です。)
実際には、お近くの建築士に図面を見てもらうのが一番正確に判断してもらえる
と思います。
「快適な生活」がどの程度をお求めになっているのかがよくわかりませんので、
文面だけでは、なんとも言い難いところではあります。
(現在のポイント:-pt)
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