既婚で、5月に出産予定です。私は会社員で切迫流産の診断で休職中。去年も別の内科疾患で長期休職し、復職しましたが(3ヶ月間)、去年暮れ、妊娠判明後すぐ休職せざるを得ませんでした。この1年半で3ヶ月しかまともに働けていないので、会社にいづらく近々退職予定です。この3月までは私の厚生年金、健康保険料、住民税(去年一括で十数万払いました)は払い済みです。
夫は大工見習いで、まだ個人事業主でもありません。去年の年収は80万くらい。今年もそのくらい。毎年役所に年収を申告し、国民健康保険料や年金は納めていますが、所得税や住民税は請求が来ていない様子です。
今まで私達は税金も保険も別々にしていました。しかし、私は今後1年間は無職の予定ですし、子どもも産まれるので税金や健康保険料、国民年金などの支払いがどうなるのか不安です。生活費は今までの私の貯金を取り崩していくしかないと思っています。夫は会社員でもないので扶養や配偶者控除などは関係ないのでしょうか。
どうかアドバイスをお願いします。
ちなみに私の去年の年収は50万くらいでした。社会健康保険任意継続よりも国民健康保険へ切り替えた方がいいでしょうか。また国民健康保険も低所得世帯減額制度があると聞いた事があるのですが適応は困難でしょうか。
あるさん ( 福岡県 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
減免制度ありますよ
こんばんは、税理士の杉原正道です。
ご主人は見習いだということですので、年収は給与扱いでいいと思われますから、給与所得15万円となり、ご主人の基礎控除38万円を差し引いただけで課税所得は0になります。したがって、あなたの配偶者控除を差し引く前に0となりますので、今のところ控除を考慮する必要はありません。
また、あなたの年収が50万円ということですから、給与所得0となります。
国民健康保険は各市町村によって、計算方法がまちまちなのですが、私の住んでいる市の国保の計算方法をあげてみます。国保は世帯毎に計算されます。
所得割 所得金額-基礎控除33万円×6.4%
均等割 1人あたり 27300円
平等割 1世帯あたり 29600円
したがって、27300×2+29600=84200円が年間保険料となります。また、軽減制度がありますので、この金額から70%が軽減されます。実際には、お住まいの市区町村へおたずね下さい。まずは、この年間保険料と任意継続保険料を比較してみてください。
つぎに、国民年金でも保険料免除制度があります。全額免除に該当しそうですから、こちらについても聞いてみてください。
私も3人の子供の父親です。子供は宝です。大変でしょうが、無事出産されることをお祈りしております。
評価・お礼
あるさん
丁寧かつ適切なアドバイスありがとうございました。
私どもにとって、何が一番良きアドバイスだったかと申しますと、具体的な金額の提示。並びに、その金額にも市町村で違いがある事実、またその問い合わせ先を示唆してくださったことです。
また出産・育児に対する励ましも心に染み入るお言葉でした。
現状に嘆くことなく支えあっていく家族でありたいと思いました。本当にありがとうございました。
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