対象:住宅設計・構造
回答:1件
森岡 篤
建築家
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亜鉛メッキ鋼板があるが・・
takiさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
外部で使用する、木材の代わりの材料は、いつも我々が悩むところです。
木材は使いやすいのですが、燃えやすいこと、腐食などの欠点を持ちます。
この欠点のない、外部で使え、加工性の良い材料を探すのですが、なかなかありません。
さらに「コスト」の条件も加えると、まずないと言ってよいでしょう。
ご質問の瓦棒葺きの芯材(吊子)を、木材以外でつくるとすると、やはり鉄板が良いと思います。
錆については、十分な膜厚の亜鉛メッキすることで解決できます。(ガルバリウム鋼板も、メッキ鉄板)
屋根材より厚めの亜鉛メッキ鋼板をハット型に加工したもので、瓦棒芯材にすることができ、木材の弱点を補うことができます。
ハット型の加工は比較的安くできるのですが、それでも木材芯材よりは高くなります。
屋根メーカー各社で、タテハゼ系(瓦棒やタテハゼ)の製品を出しており(例えばこれ)、雨仕舞い上、施工性で、従来の瓦棒より優れたものが多いです。
これらを、機能とコストで比較して選定したらいかがでしょう。
参考にしていただけたら幸です。
評価・お礼
takiさん
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
また、何かあればよろしくお願い致します。
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