対象:住宅設計・構造
土地購入後の家設計に悩んでいます。
千葉県北西部に以下条件の土地を購入いたしました。
坪数:44.27坪
東道路:4m
間口(東側:南北間):8m50cm
奥行き(北側:東西間):18m90cm
南側の西角が一部へ込んでおり、
西側の南北間:6m80cm
南側の東西間:14m30cm
となっており、
完全に南側を向いているわけではなく、
南南東を向いている土地になります。
南側の家は、境界線からおよそ1m弱に壁があります。
建物は2階建ですが(高さ6m程度?)、屋根が斜めではなく、完全にフラット屋根のため、
少々圧迫感を感じます。
しかし、南側の家の設計が北側に中庭のあるコの字形になっていて、
へこみ部分は2m(南北)×(3m東西)ほどへこんでいるように見えます。
西側、北側はかなりギリギリの位置まで2階建ての家が建っています。
東側道路側には現在は家が建っていませんが、
3階建てまでは立てられる土地のようですので、
今後家が建つ可能性があります。
現在ハウスメーカーさんからいただいている設計ですと、
南側が家の壁から境界線まで3m程度しか取れない設計になっています。
これまで吹きぬけNG(冷暖房費がかかる。掃除が大変)、1階LDKとこだわっておりましたが、
この条件ですと、LDKは1日中暗くなってしまうでしょうか。
ハウスメーカーさんからは窓の位置によって、また、南側の家のへこみ部分を上手く利用すれば、
直射日光さんさんとはいかなくても、明るい家が建てられると言われます。
この土地を上手く利用して、昼間(特に冬場が心配)に明るい家にするためには、
どのような工夫をすれば良いのでしょうか。
ご教示いただけますと幸いです。
ティコベリーさん
(
東京都 / 女性 / 33歳 )
回答:1件
自然採光は設計の工夫以外に採光システムの利用でも
(過去ログへの回答)
敷地周辺を住宅に囲まれた土地において、1階LDKに自然光を奥まで取り入れるには
1.南側敷地境界からの距離をとる
2.吹き抜けを設け天窓などから光を取り入れる
3.中庭を設置して空間から光を取り入れる
といった基本的な設計手法があります。
一方で、狭小地・狭小住宅などで自然光を取り入れる裏ワザとして、
太陽光採光システム(レンズ集光 光ファイバー伝送)があります。
https://www.himawari-net.co.jp/index.html
LEDでも高輝度なものがありますが、このシステムは日焼けの元となる紫外線はシステム全体でカットし可視光中心の安全な光だけを届け、植栽や地下室などにも可能です。
ハウスメーカーさんは決まった設備から選定することが多いですが、これからの時代は地域の工務店や建築設計事務所が、様々な設備仕様を使いこなし、施主様の御要望に応えられる時代になってきたと感じます。
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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