200万稼ぐ扶養者。しかも社保払って･･･

おはようございます ちびちまさん。

コンサルタントの若宮光司です。

安心してくださいと言っても何もないわけではありません。ただ、ちびちまさんが心配しているような恐ろしいことではないと言うことです。順を追って説明します。

まず、現状認識から。
ちびちまさんは、1.お父さんの扶養者ではない。2.ちびちまさん自身が社会保険に加入している。3.にもかかわらずお父さんの扶養者として年末調整され、社会保険の扶養者でもある。

これを正しい姿に戻すだけなのです。

1.お父さんは、会社へちびちまさんに昨年それだけのアルバイト料があったことを申し出てください。
2.会社がお父さんの年末調整の再計算をするのか、お父さんが今回確定申告するのか、会社と相談して決めてください。(どちらでもいいのですが、確定申告の方が追加の税金納付もお父さんがして完結してしまうし、会社の手を煩わすことがないので簡単でしょう)
3.会社では、ちびちまさんが社会保険に加入した日で社会保険の扶養者を外すことになります。(単純に手続きが遅れただけで、お父さんにも会社にも金銭的な負担はありません)
4.あとは、ちびちまさんが今のバイトを辞めたことによりもう一度お父さんの扶養者になった手続きを会社にしてもらい社会保険の扶養者としてもらえば終わりです。

お父さんは、今回確定申告することでちびちまさんを扶養から外した扶養控除額38万円分の課税所得が増えることになります。
この影響で税金負担は最低、所得税19,000円住民税33,000円の合計52,000円、多くても所得税38,000円住民税33,000円の税金合計71,000円だと思います。
このうちすぐに納付するのは所得税だけで住民税は五月以降お給料から1/12づつ、退職した日以降は数回に分けて納付することになります。

安心できましたか?

ちびちま様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回のちびちま様からのご質問につきまして、お応えさせていただきます。
まず、扶養から外れる手続きは親御さまの会社を通じて社会保険事務所へ届けられます。
親御さまの12月の年末調節にはちびちま様が扶養として扶養控除されていることを確認されることが必要です。その手続きを正すためのは、3月17日までの確定申告をする必要があります。どのくらいの追加を請求されるかは、事前に親御さまの源泉徴収票やその他資料で試算は可能と考えます。
以上