対象:ペットの医療・健康
二年前発症し、現在インスリンのPZIを日に一回7.4単位打っています。今まではこれで血糖値150前後で安定していたのですが、引っ越しをし、近くの病院で血糖値を測った所、408、糖化アルブミンでのFRAが32,4%になってました。食欲はありますが体重が徐々に落ちており(11月5,1Kgから今年1月4.75Kg)引っ越し先の先生は日に二度打ち、ランタムでコントロールすればとおっしゃってますが、仕事の関係で決まった時間に打つのは難しいのですが、なんとか日に一度打ちでコントロールできるインスリンや方法はないでしょうか?先生方のご意見をお聞かせ頂ければ有り難いです。
fontanaさん ( 大阪府 / 女性 / 45歳 )
回答:2件
猫インスリン依存型糖尿病
インスリン依存型糖尿病の血糖管理は難しいものがあります。特に猫の場合は、PZIが発売中止になってから、多くの動物病院で苦慮されています。アメリカではいったん中止になったPZIが動物薬として再び発売されたので、現在でも猫の糖尿病の血糖管理はPZIが中心です。日本にPZIが無いのでランタスを中心に、速攻型のインスリンを加えて1日に2回投与しているのが現状です。恐らくランタス中心では1日1回で血糖値を低位に維持するのは難しいと思います。当院ではファミリー(家族が複数いらっしゃる家庭)では、血糖検査法を習得していただいて、時折血糖値の検査をしていただいています。飲水量、尿量などから推測することもできるのですが・・・。
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Re:猫の糖尿病について
インスリン療法に関しては現在PZIを使用とのことですが、現在アメリカでは販売はありますが、日本での販売はありません。
入手等の問題から最近ではインスリングラルギンであるランタスを使用しての治療が主流になりつつあります。
基本的には1日2回での投与ですが、長時間作用することもあるので場合によっては1回の投与でコントロールできることもあります。一日の血糖値の推移やフルクトサミン値を参考にして治療計画を立てていきます。血糖値の安定が2回打たなければ得られないのであればそのようにする必要があります。
また食事も血糖値のコントロールには大きな影響を与えますので、療法食を使用し、適切な体重を維持することも疾病のコントロールには大切です。

fontanaさん
インスリンの影響について
2008/01/27 18:46詳しいお返事ありがとうございました。
再度お訊ねしますが、PZIの方が猫の体に負担を掛けずに済むのでしょうか?一番気がかりなのはインスリンを打たれる猫のダメージなのでが・・・。
どちらがより負担の少ないインスリンなのでしょうか?大差がないのであれば良いのですが。
後、家庭(自分)で出来る正確な血糖値測定とは、どういった方法でしょうか?教えて頂ければ有り難いです。
fontanaさん (大阪府/45歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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