対象:家計・ライフプラン
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回答数: 1件
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33歳未婚(但し結婚の約束をした人あり)、女性です。
今年9月に仕事を辞め、現在は大学院進学に向けて勉強中です。
現在の貯金は60万円程。生活費用に別に70万円程持っています。
私の進学したい学科は文学研究科史学専修で、将来のキャリアにプラスになるとは思えません。それでも、修士課程まではどうしても進みたいと思っています。
はじめは来春の院試を考えていたのですが、資金面でどうしても不安が生じてきました。奨学金とアルバイトでやりくりをするつもりでしたが、そうなると学業に専念できるかが不安ですし、私は現在も大学時代の奨学金を返還しておりますので、これ以上借金を増やしたくありません。
年齢も年齢ですし、先に進学するべきか、それとも貯金をしたあとにすべきか悩んでいます。ご回答よろしくお願いいたします。
せらみねさん ( 大阪府 / 女性 / 33歳 )
回答:4件
最終目標と時期を再度確認しましょう。
せらみねさんご質問ありがとうございます。
学習意欲があり向上心を持たれていることはすばらしいことです。
私もFPの試験をはじめ社会人になって働きながら取得した資格もあります。
そこで質問に対する回答・ご提案ですが、一度全体を見回してみる意味で10年以上の長期に渡るライフプランを作ってみてはいかがでしょうか。
そのプランには結婚をはじめ多くの内容が盛り込まれることでしょう。
お相手の方と一緒に作ってみてください。そしてそのプランを実行するためのお金の流れである、「キャッシュフロー表」も作成しましょう。
全体から見つめ直すことによって、せらみねさんの今後の人生における進学がどの位置にあるのかが自然と見えてくるかもしれません。
進学することは、金額的にも「やり遂げる」という精神的にも大きな決断であることは間違いありません。
ぜひ「反省」はたくさんしても「後悔」はしないように納得のいく決断をしてください。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
女性の立場からの回答ですが・・・
女性の立場から考えれば、私は進学をお勧めしたいと思います。キャリアにプラスになるとも思えませんとの事ですが、やった事は全て、これからの自分の役に立ちますよ。どんな事でも無駄な事はないと思います。
これから結婚されるということで、私の経験からお話すれば、自分の考えや都合を優先し、自分だけの時間を持てるのは、「今」だけだと思います。
結婚して出産を希望されるのであれば、なおさらです。何かをしようと思うと、必ず家の事や子どもの事を考えなければいけません。学校に残って研究したり、研究のために遠方に出掛けることも、自分の都合だけではできません。
もちろん、家事や育児は夫婦で協力する時代です。でも、出産や授乳は女性にしかできませんし、柔らかいお母さんに抱っこされてすやすや眠る子どもは、とても安心して精神的にも満たされるそうです。
お金の面でも、子どもが生まれれば、養育費や教育費が必要となります。子どもを預けるのにもお金が必要です。将来は今よりもっとお金が必要になってくるでしょう。
「今」やりたい事は、「今」やった方がいいと思います。
もし、ここで進学をあきらめて貯金をしたとしても、“進学しなかった”という後悔はずっと残るのではないでしょうか。
“将来、お金が貯まってから・・・”と思っていても、今より将来が必ずしも、状況がよくなっているとは限りませんよ。知り合いにも、将来子どもの手が離れたら資格を取ろうと思っていたのに、やっと子どもの手が離れたら、今度は親の介護をしなければいけなくなった・・・という方がいます。
後悔しないように、婚約者の方ともじっくり話し合ってみてください。
今回は、FPとしてより、女性の立場からの回答になってしまいましたがお許しくださいね。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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ライフイベント表とC/F表の作成をお勧めします
せらみね様ご質問有難うございました。
社会人になられても勉学に勤しみたい由、敬服いたします。
ところでご質問の可否ですが、データが少ないため即答できません。現状はお仕事をお辞めになられているので、奨学金を返済しながら、院に進まれた際は新たな奨学金借入が必要になると思います。従って大学院に進まれる場合、当初のお考えのように、奨学金とアルバイトを続けることをお勧めします。
しかし、これからご結婚される予定ですから、入試だけでなく、お二人の将来の計画を踏まえた可否判断をお勧めします。そのためのツールをご紹介します。
ご結婚・お子様のご予定、結婚後の就職などこれから10年間のお二人の行事予定を書き出し、その表に概算の費用をご記入下さい。この表をライフイベント表と言います。この表の中で、大学院入試と他のご予定(ご結婚やその後の予定)との整合を図ってください。
次に年度毎のお金の収支表(キャッシュフロー表)を作成します。既に今年度はお仕事を辞めて居ますから、収入欄はバイトかその他です。そして、来年4月以降バイト収入を試算下さい。その上で生活費、学費などの支出を記入すると、借入金額の予測が付きますし将来の収支予測と返済の予定も立ちます。このような手順で可否を検討下さい。
両表のサンプルが私のホームページに載せていますので参照ください。
大友 武
ファイナンシャルプランナー
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想いを大切に
せらみねさん、ご質問ありがとうございます。
進学するか、貯金するかで悩んでおられるようですね。
ですが、これは比較したりできる内容ではないと思います。
将来のキャリアにプラスになるかどうかより、本当に進学したいかどうかの方がよっぽど重要だと思います。
その上で進学したいという気持ちがつよかったらぜひ、進学して欲しいと思います。
ライフプラン作成は人生を幸せに送るためにあるものだと思います。
(現在のポイント:-pt)
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