対象:リフォーム・増改築
住宅の購入を検討していますが、新築にするか、中古物件をリフォームするかで悩んでおります。
?最近の建売住宅は何年くらい持つように設計されているものなのでしょうか?
?築20〜30年中古物件を購入してリフォーム(内外装及び、耐震補強や、基礎等構造部分の補強など。)したとして何年くらい住めるのでしょうか?
やはり新築も中古も、30年後くらいに大規模なリフォームまたは建て替えをしなければいけないのでしょうか?
現在26歳なので85歳くらいまで生きたとしてあと60年。
年老いてから新たなローンが組めるはずもないのでどうするべきか悩んでいます。
うーさん ( 京都府 / 女性 / 26歳 )
回答:4件
住宅の寿命は一般的に30−40年です。
お問い合わせありがとうございます。
1、建売住宅の耐久性については、それぞれのメーカーが売り出すときに、アピールしているので、一つ一つ確認した方がよいと思います。一般的には30年耐久性といわれていますが、躯体や防水などの住宅の基本的部分の保証期間は10年のはずです。時々35年保証とか40年保証という住宅がありますが、あくまでメンテナンスを継続していくのが条件となっています。
2、築20−30年の中古住宅については、その20−30年の期間にどれだけ、メンテナンスをしてきたかによって、かなり状態が異なります。ただ、一般的には20年ですと、まだ状態は良いことが多いのですが、30年となると、大規模修繕が必要なことが多いです。
また、耐震性についていえば、1995年の阪神淡路大震災以降に建築基準法の改正がおこわなれ、耐震基準が強化されているので、12年前よりも直近の中古物件ならある程度の耐震強度があると思われます。
3、「住宅」は、ある意味、生き物ですので、メンテナンスはやはり必要です。人間の身体と同じだと思います。
評価・お礼
うーさん
ご回答ありがとうございました。
メンテナンスが重要ということですね。
参考になりました。
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毎月メンテナンス費用を積み立てましょう
新築にするか中古をリフォームするかという問題は、住宅を取得する際に多くの方が直面するようですね。
一般論で書かせてもらいます。
まず建売住宅の場合は、販売会社の意識として、何年持たせるかと言うことより、当たり前ですがどれだけ儲かるかに力が入っています。
我々設計事務所では、品格法をクリアーできるスペックを考えた設計を心がけています。そのレベルとしては基準法で設定されているレベルの1.5倍の強度を持たせることを目標としていますが、建売の場合は、確認は取っているはずですので基準法を満足するレベルにとどめていると思います。なぜなら、基準法より強度アップすることは販売コストが上がることになりますので、高級住宅を売りにしているのでもない限りは、そのような設計になされていないのではないかと思いますね。
ですから、建売住宅に長期の耐久性を期待することは無理があるのではないでしょうか。しかし、これも住んでからのきめ細かいメンテナンスをしていれば長期間の耐久性を持たせることは可能でしょう。
20〜30年の中古物件は、耐震補強をするとしたら調査の結果次第ですが結構なコストを覚悟しないといけないでしょう。
これは安心して住むためのコストですので、費用負担がどこまでが許容範囲になるかをあらかじめ考えておく必要があるでしょうね。
前の人も書かれているように、メンテナンスの要らない住宅は存在しませんので、長く住み続けられるためには、マンション同様にリフォーム費用として毎月定額を積み立てるくらいの気持ちをもたれることをお奨めします。
評価・お礼
うーさん
ご回答ありがとうございました。
修繕費の積み立てを頑張りたいと思います。
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ライフスタイルと合わせて考えるといいですよ
うーさん はじめまして。
新築と中古は悩むところですよね。
質問の回答に関しては、先のお答えいただいている
方々の内容でいいと思いますよ。
それと、今回はもう1つ一緒に考える内容をお話
しますね。
それは、今後のライフスタイルの変化について。
今26歳で、ご結婚されているかもありますが、
今後子供が生まれたりして大きくライフスタイル
が変わる可能性があります(これは一般論ですが)
ですので、新築にするかどうか?はこのあたりと
すり合わせる必要があるでしょう。
20代のうちに、買い換える事が出来る住まいを
手に入れて、30代半ばで家を建てる人もいます。
また住みたい場所が、街中から郊外に変わる人も
います。そういった意味では、買換えの出来やすい
(買い手のつきやすい)場所の不動産を手に入れる
という視点もポイントになるかもしれませんね。
中古と新築という視点と合わせて、この視点も
一緒に考えてみられるのもいいと思いますよ。
参考になりましたら。
八納啓造 拝
評価・お礼
うーさん
ご回答ありがとうございます。
ライフスタイルについても良く考えたいと思います。
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- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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これからは温暖化防止対策も検討が必要です!
うーさん はじめまして。
最近ではリフォームの手法も確立してきましたので、新築かリフォームか?という問題で悩まれている方は本当に多いと思います。
?につきましては、
「持つ」ということの解釈にバリエーションがあります
が、15〜20年程度で大規模な改修をして、それでも
実質的に30〜40年ではないかと思います。
ここには、住みやすさ、使い良さ、快適性などは含まれないものと考えた方がいいでしょう。
?、?も上記の回答で想像がつくかと思いますが、最近では、これらに加え表題の温暖化防止対策として、断熱性などの大幅な強化が検討されています。
http://profile.allabout.co.jp/member/modules/weblog/details.php?blog_id=15772
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気密性や断熱性の強化は住宅の持ちや快適性を大幅にアップさせます!この辺も含めて多角的にご検討されてはいかがでしょうか!
ご参考になれば幸いです。
アーキ・ヴォイス 染谷
評価・お礼
うーさん
ご回答ありがとうございました。
高気密高断熱の家のほうがより良いということですね。よく検討してみます。
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