対象:心の病気・カウンセリング
いつもお世話になっています。
親から受けた仕打ちや躾と世間のギャップについてお聞きしたい事があり、メールさせていただきました。
自分は発達障害を持っており、色々あって親から「戸塚ヨットスクールに入れてやる」「あんたは甘えの神様」「あんたはクズ」「いじめられるのはあんたが悪い」「何もかも全てあんたの責任」などといったことを言われ、かなり苦しんできました。
しかし認知療法を受けているうちに、世間は親が言ってたほどガチガチに厳しくない事に気付かされました。
もはや過剰な量の苦い良薬を無理矢理飲まされていた気分です。
何故このような親と世間のギャップが生じているのでしょうか。
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
namikenさん
(
広島県 / 男性 / 31歳 )
回答:1件
ご相談に対する回答です。
namikenさま
ご相談のメッセージをありがとうございます。
まず、一つ言えることは、namikenさんは、クズでもないし、いじめれるのはnamikenさんのせいでもなく、すべての責任がnamikenさんにあるのではないということです。言葉によるダメージは大きいのでここははっきりと訂正しておきます。
そして表題についてですが、
まず家族という囲われた密接な人間関係においては、お互いの距離感が測れず、バウンダリー(境界)が曖昧になることで、個を尊重し合う関係が築きにくくなるという面があるということです。
バウンダリーが曖昧になると誰かが誰かを支配する関係も起きやすいので、namikenさんと親御さんの間にそのような関係性が築かれてしまったのではないかと思われます。結果、namikenさんの人格を否定するような人権を尊重できないようなかかわりとなったと思われます。
世の中では、人権は守られ、個を尊重されるべきであるという法の下社会が成り立っておりますので、そこに反した場合は法律で裁かれるわけですが、家族という囲われた密室で行われた人権侵害等は、社会の目に触れにくく、そのため狭い世界の中で極端な状況が生まれやすいということになるのだと思います。
ですので、namikenさんが家族と世間のギャップに気づかれるのが後になったということも、狭い世界での家族内でのルールがまかり通ってしまい、その環境の中で育ってこられたnamikenさんがそのルールが当たり前になってしまっていたということが言えるかと思います。
ご参考まででした。
ありがとうございます。
shino nakamura
回答専門家

- shino nakamura
- (心理カウンセラー)
- shino nakamura
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