対象:心の病気・カウンセリング
初めまして、お願い致します。26歳の女です。
昔は全然平気だったのに、ここ2.3年前から苦手になったり変化したことが多いです。
1.神経質なった。
→菌が繁殖してしまう不安
何かにつけて神経質、しつこいと言われる
2.心配性になった。
→例えば、鍵をかけても、本当にかけたのかどうか不安になって、仕事に遅刻しそうな時間まで何度も確認する。ガス、電気も同様、見ないと不安で不安で仕事の途中で見に帰ったことも。
3.振動に恐怖感を持つようになった
→振動に敏感で、家の中を自分以外が歩く時に多少歩く振動が伝わるだけで怖くて不安になる。自分が歩く時も慎重になってしまう。大きい振動を感じた時は取り乱してしまう。一階が駐車場で二階に店舗があるような店は不安で入れない。
4.取り乱してしまうことが多い
昔からよく、友達や親と喧嘩することは多かったが、最近は友達とも縁が切れるような喧嘩になってしまったり、旦那の前で取り乱してしまったりすることが多い。物を投げたり、泣き叫んだり、旦那に暴力をふるってしまうことも。
自分でも止められない。人に止められると更にひどくなる。
5.匂いに敏感
→自分がにおっているのではないかと不安になり、体臭口臭対策の物をかいあさったり何度も旦那に確認したり、不安でおかしくなりそうになる。
6.外に出ると体調崩す
→以前は外で遊んだり、外食するのも好きだったし、1人で外も行けたが、今は極力出なくない。外に出ると大抵頭痛や下痢、胃痛、吐き気のどれか症状がでる。楽しめない。気分が上がらないと友達の誘いも断ってしまうことが多い。
7.マイナス思考しかできない
→自分以外が話す言葉を勘繰って、マイナス思考な捉え方しかできない。
8.突然不安になり、どうしようもなくなる。
→過去のことから、体のこと、将来など、突然不安になる。携帯などで調べてもっと不安になっての悪循環。
これって精神科とか行くべきなんでしょうか?それとも性格で治らないんでしょうか?子どもも考えてるし、薬漬けは…という感じです。
旦那に迷惑かけているので、治せればいいなと思ってます。自分で対処出来ればいいんですけど、何かいいアドバイスがあれば教えてください。よろしくお願いします。
k...さん ( 愛知県 / 女性 / 26歳 )
回答:1件
強迫性障害の疑いとホルモンの分泌が悪い可能性
kさま 初めまして、カウンセラーの堀江と申します。
お気持ちが休まる事がなさそうで、さぞお辛い毎日をお過ごしかと思います。
お疲れにもなるでしょう。大変ですね。
まず、私が感じるのは、とても「不安」がお強いのだなぁと言う事です。
今は、様々な事に対して不安を感じてしまわれるのでしょうが、その中でも、根本となるような大きな不安があったのではないだろうかと思います。
ご結婚されて何年目になられますか?
例えば、結婚を機に、生活環境が変わったり、親元を離れることで、気持ちの上でも大きな負担が生じてしまう事もあります。
「夫婦生活を維持して行く責任」や「他人である夫と、協調し合って生活して行くストレス」など、人により千差万別なことがあるでしょう。
あまり、ストレスと感じていない事でも、実際はすごく負担が掛っている事も考えられます。
また、今の症状の特徴として、「強迫性障害」という精神的な病であると思われます。
菌が繁殖する、家を出る時の鍵を閉め忘れているのではないかなど「強迫観念」が強くなりつつある傾向があるようです。
実際に鍵やガスなどなど、確かめに戻ったり、人によっては手を何回も洗うなどの行為は、「強迫行為」と呼び、しばしばそれを何度も繰り返さないと気が済まない為に日常生活に支障をきたしてしまいますが、その行為自体は強迫観念による不安を軽減する為に行われるものです。
問題の解決には、やはり行為自体よりも不安を軽減する事にあります。
性格によるものと言うよりは、精神的なストレスや、脳の記憶をつかさどる部分の機能の不具合で起こるという仮説がありますが、まだはっきりとした原因は特定できていません。
心理療法として、菌が一杯いるのではないかと心配になるような泥水に、わざと手を付けて見るなどの暴露療法というやり方もありますが、まずは、少しでも心を休ませリラックス状態を保つために瞑想法などリラクゼーションもお勧めです。
ちなみに私のカウンセリングでは催眠療法によるリラクゼーションを取り入れています。
また、人によっては、例えば、物事全般に対して「世の中も、自分も、理想的であらねばならない」というような少し極端な観念が無意識的にあることが、そうした強迫観念の元になっている場合もあるようです。
そうしたことも、カウンセリングなどお受けになる事で、少しずつ解決の糸口が見つかり、整理されて行けるかも知れません。
強迫行為は、ほっておくとエスカレートし、治るまでも時間がかかってしまう様になりかねません。
少しでも早く、診療をしてもらった方が良いように思います。
さて、心療内科でも精神科でも、お医者さんに行くと、九分九厘お薬が出ることになるでしょう。
SSRIと言う、割と最近日本で認可が下りた抗ウツ薬が強迫性障害に効果があると言われています。
良心的なお医者さんであれば、「薬漬け」になるような何種類もの薬が処方されてしまう事は無いかと思いますが、どの薬が、どの位の量で効くのかは、最初は試してみないとわからない事もあるようです。大抵少ないミリグラムの量から始めて、少しずつ様子を見ながら量を増やすのが定石のようです。
また、抗ウツ薬の飲み始めは、身体に効果が出るまで2週間位かかり、便秘やめまいなどの副作用の方が先に出てしまう事もあるようです。
そのような事情により、通院当初は様子を見ながら進める必要から、2週間ごとの診察が行われるのが通例のようです。
自分が薬を飲み始めて、どのような状態になっているか、詳しく先生にお話しされた方が、先生も方針が立てやすいと思いますので、遠慮なくお話しされた方が良いと思います。
もし、お医者さんにかかって、そのお医者さんが何種類もの薬を出すようであれば、それは「下手な鉄砲も、数打ちゃ当たる」式の先生かもしれませんし、処方代で稼ごうとしている良心的では無い先生かも知れませんから、セカンドオピニオンとして、他のお医者さんに診てもらっても良いでしょうね。
妊娠したいと思っていることも、薬を飲む場合は、先生にご相談されてみて下さい。
また、「強迫性障害」とは別に、喧嘩が増えた事、においなどの感覚が変わって来た事などは、「ホルモン」の影響も可能性として考えられるようです。
生理前などにイライラが強くなるような傾向は無いでしょうか?
「月経前困難症」「若年性更年期障害」のような女性ホルモンの分泌に問題があるのかも知れませんし、ホルモン分泌の制御を行う甲状腺の機能が落ちているのかも知れません。
精神科などに行く前に、まず婦人科などで検査してみても良いかと思います。
ホルモンなどに異常が無ければ、精神的な事が問題の背景にある事がはっきりするでしょうから。
長文になりすみません。少しでも、お楽になられます事をお祈りしています。
回答専門家
- 堀江 健一
- (東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)
- カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります
2021年公認心理師(国家資格)取得13年間で1万人以上の相談実績を基に、深く人を理解し心のもつれた糸を解きほぐします。恋愛が出来ない、自己否定感、人と接するのが怖い、夫婦間の亀裂など、人間関係全般、アスペルガーの方の社会適応などのご相談。
(現在のポイント:-pt)
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