対象:家計・ライフプラン
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こちらでは、いつもお世話になっております。ありがとうございます。
最近、〇〇ペイや、スーパー独自の電子マネーが多く存在して、キャッシュレス化が進んでるんだなーと実感します。
確かに、現金を出したりする手間も省け、財布の残高もいちいち合わせなくて済むし、メリットはたくさんあるのだろうと思います。
自分のライフスタイルにメリットがあるなら、シフトしていきたいと思っているので、ご相談させていただきたいです。
まず、自分の支払いに関して見ると、
地元のスーパーA、Bを使い分けています。どちらもそれぞれポイント兼電子マネーカードがあります。ポイント還元率は低いです。
今はチャージせずに現金払いしています。
いつも使うドラッグストアも、ポイント兼電子マネーカードで、現金払いです。
昼食は毎日コンビニで、nanacoカードに現金チャージして使っています。nanacoカードがあるからセブンへ行くというだけです。
通販は楽天がメインなので、楽天カードと、楽天銀行のデビットカードを使っています。
先日のペイ祭りで、ラインペイを使い始めました。
スーパーもドラッグストアも、今はあえて現金払いにしていますが、それぞれにチャージして使ったほうがいいのでしょうか?
キャッシュレス化とは言いつつも、チャージするには現金を持っていなければ意味がない気もするし。。。
クレカは、後払いが不安で、なるべく使いたくないです。
こう考えると、あえてキャッシュレス化にする必要はないのでしょうか?
私のような生活スタイルの方はたくさんいると思いますが、電子マネーにしたほうがいいですか?
ぜひ、教えてください。よろしくお願いします
虎の巻さん ( 愛知県 / 女性 / 44歳 )
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電子マネーの魅力とリスクについて
虎の巻様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご質問の電子マネーにしたほうがいいかですが、確かに、キャッシュレス化できると便利です。
例えば交通系ICカードなど、すでに普及が進んでいる分野もあります。
一方、利用にあたって注意すべき点は、それを提供する企業側の「裏の目的」をきちんと理解することです。
もちろん、純粋に顧客に利便性を提供するという「表の目的」もありますが、電子マネーやポイントカードに、さまざまな特典を付けるのは、その企業が顧客の囲い込みをしたいのと、もうひとつは、利用者の個人情報を取得したいからです。
一人一人のパーソナルデータを集めたものをビッグデータと呼びますが、最近は、人口知能などを駆使して、統計的に分析し、経営の効率化や売上の増加につなげたりもできるので、データそのものに経済価値があると考えられています。
一方、個人情報を提供する個人側は、買い物履歴などのプライバシーを他人に見られてしまう危険性が全くないとは言えません。
万一ハッキングなどで、個人情報が漏れても特に気にならなければ、それでもかまわないのですが、大手企業だからセキュリティは万全という思い込みには注意した方がよいと思います。
いずれにしても、ポイントをもらえたりするのは、個人情報と引き換えだからという知識は入れておいた方がよいです。
あちこちのサービスに登録すると、万一不審な状況が生じたときに、どこから情報が漏れたのかわかりづらくなるかもしれません。
もちろん、各サービスのプライバシーポリシーをよく読み、個人情報の利用範囲などに納得した上であれば、電子マネーの利用も魅力があると思います。
今後も、各社いろいろな特典を打ち出してくると思いますので、上手く選択して活用されることをおすすめします。
補足
キャッシュレス決済は、10月1日からの消費税率引上げに合わせて、政府の補助金による期間限定のポイント還元制度も導入される見込みです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
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