寝る前に非現実的なことが頭に浮かぶ

初めまして。
寝る直前に浮かぶイメージが勝手に出て来て、そのイメージが不快なのですね。
寝る直前は脳波が起床時とは変化してα（アルファ）波となり、深く寝るとΘ（シーター）波へと移行します。
これは簡単に言うと脳の意識が低下し、リラックスして徐々に睡眠に移行している状態です。
夢と同様、本当に意識が低下して来た寝る直前には、当然想い浮かんで来る物を意識してコントロールは出来なくなります。
一般的には寝て朝起きると忘れてしまっている事がほとんどなのですが、やはり夢同様、覚えていることもあります。
一日にあった出来事などを、脳が整理する目的でこの様なイメージや夢を見ると言われています。
眠気を我慢していた時などに出やすいという感覚は、普段は寝る前に少しは「明日はこれしなきゃ」なんて現実的な事を考える余裕もあるのに、眠気が強く、覚醒時から睡眠までが急速に移行することが考えられますね。
心理学的には夢やそうしたイメージは、あなたの無意識からのメッセージであると考えます。
何かしらあなたの深い心の中で引っかかっているようなものの「形を変えた象徴」として、知らない人の顔や知らない子供の姿が表れ、何かを伝えようとしているのかも知れません。

例えば、怒られた上司の事が気がかりだと、怒っている上司そのものはイメージには表れませんが、知らない人の怒っている顔として出て来たりするものです。あるいは怪獣が出て来たり。
眠気を我慢して日中起きてたときって、どんな風な一日だったりするのでしょう？
寝不足が続いていても、ゆっくり眠れないほど忙しかったりするのでしょうか？
何も考えないでゆっくり子供の様に眠りたい願望が、知らない子供の姿として出て来たりするのかも知れません。
まぁこれはわかりやすく例える為に出した説ですが、きっとあなたの深層心理と関連があるのではないかと思います。
気持ち悪いのでしょうが、その隠された意味を考えてみることが、あなたの実生活や精神的なものにも役立てる事が出来るものと考えます。