対象:お金と資産の運用
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変動金利で住宅ローンを組む予定です。
毎月の負担額は現在の家賃相当額になったため「無理に頭金を増やさなくても・・・」といった状況で、頭金にしようと思えばできる100万くらいが手元に残る算段となりました。
そこで、(金利が今のまま進んだ場合)住宅ローン控除が終了する10年後に繰り上げ返済をと考えています。
この、10年後に使う予定の100万円の運用について相談です。
運用するか、無理せず順当に頭金にしてしまうのがいいのか、悩んでいます。
10年後使おうと考えている100万なのですが、何もしないのはもったいない。101万でも102万にでもなってほしい。
しかし、株や先物取引などはまったくしたことなく、投資信託も疑問符が付きます。(元?)FP2級、まめな性格なので、多少のメンテナンスはできるとは思うのですが、いかんせんFPは10年前に取ったきり、ほぼ覚えていませんし株などはまったくの初心者です。
そうした人間に、向いている運用はありますでしょうか?(そもそも頭金に回すべきでしょうか?)
なお、子どものための貯蓄やライフプランなどは一通り立てているので、「完全にあぶれた100万」=余裕資金と思っていただいて結構です。
以上、お知恵を拝借できればと存じます。よろしくお願い申し上げます。
かめめさん ( 東京都 / 男性 / 33歳 )
回答:1件
住宅ローンと資産運用の関係について
かめめ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
住宅ローンの借入額や返済期間が文面からはわかりませんが、もし変動金利を選択するのであれば、金利上昇リスクは考慮しておいた方がよいかもしれません。
例えば、最近ではイタリア10年国債の金利が急上昇するなど、日本も政府の財政問題等から永久に超低金利とは限りません。
将来的に金利が急上昇するような事態になった場合は、固定金利に比べ、総額で数百万円からの負担増になることもありえます。
100万円の運用は、株や先物取引、投資信託もNGとすると、ひとつのアイデアとしては、住宅ローンの長期固定金利の選択もありえるかと思いました。
つまり長期固定金利の選択による当面の返済額増加分にこの100万円を充当するという発想です。
長期固定金利であれば、前述の金利上昇リスクに対処できますし、例えば、35年固定を選択したうえで、10年後に定期預金等で年3%以上の運用ができる時代が来たとすれば、その後の25年間は繰り上げ返済をせず、ただ定期預金に置くだけで、金利差分の利ザヤが元本保証で稼げるというわけです。
ちなみに、現在の米国10年国債の金利が約3%なので、日本国債でも年3%程度で運用できる時代が来ても不思議ではありません。
但し、そのお家に本当に35年住むつもりがあるか、今後の貯蓄ペースなど、いろいろな前提条件により判断は異なりますし、超低金利が20年、30年と継続した場合には、おそらく変動金利の方が有利です。
なのでこの回答のみで判断せず、最終的には信頼のとれるFP事務所等で個別にご相談され、具体的なシミュレーションをもとにした判断をおすすめします。
評価・お礼

かめめさん
2018/06/10 08:46回答ありがとうございます。情報が足りず申し訳ありませんでした。
長期固定にする選択は頭にありませんでした。もう少し柔軟に色々考えてみます。お忙しいところ、ご回答ありがとうございました。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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