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対象:住宅設計・構造

建築家との契約解除について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2017/09/18 20:59

建築家との契約を、事情によりキャンセルさせていただきました。初回の顔合わせのあと、軽く私たちの要望を聞いていただき、2度目には、ラフなデッサンを描いてきていただき、3度目に契約を交わしました。契約3日以内に契約料プラス、諸経費として30万程度も上乗せして、合計で250万円を振り込みしました。契約時には、いただいたデッサンから変更したい箇所、付け加えたい希望箇所や削除したい箇所などを少しお話やメールでお願いしました。この建築家さんとの契約は月の頭だったので、その月いっぱいまで変更を受け付けるので、要望があれば連絡下さいと言われていました。翌月に入り、事情により家づくりができない状況になってしまい、その月の11日には、申し訳なかったのですが、こちらから一時中断のお願いを申し出て、結局26日には契約キャンセルのお願いを申し出ました。(主人が出張だったため、中断のお願い、キャンセルという形に至りました。)契約時には、設計・工事監理業務委託契約書に互いサインをし、説明もいただいきましたが、キャンセル時にはそれまでの実費や出来高などの計算になると説明を受けました。契約キャンセル後に全額は返金されるとはお思っておりませんでしたが、基礎設計の変更を受け付けられるといわれた時期から、11日後に中断のお願いをして、キャンセルに至り、結局、基礎設計の進行具合も不明で、もちろん基礎設計を見せていただいたり、打ち合わせも一度もない状態でしたので、一部は返金されるものと思っておりました。しかし、キャンセル後に送られてきた書類には、今後双方一切お金の請求を行いませんという書類に印鑑を押して折り返すようにいわれるもののみで、戸惑っています。すぐに、申し訳ないのですが素人なので簡単な説明や明細を送ってくださいとメールを送りましたが、無視され続けています。もしかしたら、契約した以上、これは返ってこないのが、建築業界では当たり前なのかもしれないと考えたり、分からないといえども、明細などをお願いしたのも、もしかしたらすごく失礼だったのかもしれないと考えたり、しかし契約書には契約の解除の権利という項目もあるので、といろいろ頭を悩ませております。この建築家は、こちらの県の建築家協会にも入っておられず、どの様なところに相談すれば、法的に正しい結果が得られるのか、悩んでおります。どうぞよろしくお願いいたします。

補足

2017/09/19 00:35

7500万円トータルの予算で、その予算には、庭、外壁、屋内の家具や電化製品、それにかかわる付帯工事、保険、諸々すべて含めての予算です。どうかご教授下さいという形で相談しておりましたが、結局、契約時には7500万円総予算に11パーセントの設計料の契約書で来られて、私たちが、庭や外壁さえも予算に含まれていない契約で不安に感じますとお伝えしたところ、他の契約者さんもそうされていますように、ここから予算配分はいくらでもできるので、とりあえずはこれで。とうい形で契約が進みました。(庭や家具、インテリアなどもご自身でされる建築家さんです。)250万は7500万の30パーセントの契約料と、加えて諸経費ということでプラス30万円を足したものを契約後3日以内に支払いました。また、土地自体、地盤調査さえもまだ行われていない土地なので、基礎設計もそこまで本格的に行われていないのではないか?と考えてしまいます。

はんみさん ( 沖縄県 / 女性 / 44歳 )

回答:1件

清水 煬二

清水 煬二
建築家

- good

おかしいですね

2017/09/18 23:45 詳細リンク
(5.0)

ミタス一級建築士事務所の清水と申します。

内容からして、先方の対応があまりにおかしいのと相談者さんが気の毒なので
アドバイスさせて頂きます。

まず、契約前に重要事項説明書の説明と発行、お互いの署名捺印が必要です。
それは行いましたでしょうか?
そこには、契約解除の項目も記載されています。

もし、これを発行せずに設計事務所が設計・設計監理契約をしたのであれば、
建築士法違反になる可能性があります。

また、重要事項説明書と契約書の両方を交わしていても
契約解除の精算根拠は、今回ハッキリ提示されるべきで
今回のような一方的な対応は、許されるべきではありません。

どのような契約内容なのか、また支払った250万円の金額明細が
不明なので、ハッキリとアドバイスできませんが
同じ設計事務所を行なっている者としては、あまりに不可解です。

その方は、設計事務所登録をされていますでしょうか?
登録されていれば、会員であるかどうかに関わらず
沖縄県建築士事務所協会に、トラブル相談を申し込んで下さい。
契約書や関係書類を持参して、面談での相談を行なって下さい。

それで解決できなければ、内容が詳しくわかれば
調停やその他のアドバイスも可能ですが、
まずそこで聞いて見て下さい。

現時点では、その書面に署名して返送すべきではないと
思います。相談者さんが認めたことになり、話がややこしくなりますので。

相手の方には、「ご対応に納得できない部分がありますので
公的な機関へ相談させて頂きます。」
と返事をしておくと良いでしょう。

事情や内容の詳細がわかりませんのでハッキリとは断定できませんが、
結論はどうであれ、お互いが納得できるようになるべきですし
その努力を相手が全くしていない、というのが一番引っ掛かります。

相談者さんの疑問に相手は回答すべきで、
その点の要求に遠慮する必要はありませんよ。

設計監理
契約解除
重要事項説明書
契約書
トラブル

評価・お礼

はんみさん

2017/09/19 07:32

アドバイス、大変参考になりました。ありがとうございます。250万円の内訳は、7500万円の11パーセントで、それを5回にわけて支払うようになっており、1回目はそのうちの30パーセントとプラス諸経費30万円で、250万円ということに至りました。
最初の3回で設計料の90パーセントを支払うように計算されており、のこり2回は設計のこだわり次第で設計料をもっと足したり、または逆に建築家さんからお金がもどってくるシステムになっておりました。契約破棄後、返金が全くないのが腑に落ちず、何度か契約書に目を通しましたが、国土交通省第告示第15号に基づき精算と述べてあり、それも少し調べてみましたが、やはり素人には理解できず、初めての家づくりで、あまりにも分からないことばかりで、戸惑っておりましたので、勇気をもってこちらに相談してよかったです。早速、建築士協会に相談に行って参ります。ありがとうございました。

清水 煬二

清水 煬二

2017/09/20 09:32

建築士協会は、会員でなければ相談を受け付けてくれないかもしれません。
建築士事務所協会は、会員でなくても受け付けてくれるはずです。

国土交通省告示では、直接人件費と経費を加えたものを作業時間で
掛け合わせます。解約金を取るなら、契約に基づいてその明細か納得できる根拠を
提示すべき義務が設計事務所に生じるのが、通常です。

相談者さんのことと同時に
設計事務所が、得体のしれない存在だと思われることも心配しています。

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