子犬の噛み癖について

初めまして、ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。

チワワとプードルのミックスの子犬ちゃんでとても元気が良さそうですね。飼い主さんもお察しのように、家に来た最初にケージから出して、自由に遊ばせていたので、ケージの外は自由！と覚えてしまったのかもしれませんね。


ROI mamaがされている方法の中で、
◯・噛んだらすぐにケージに戻し10分ほど無視する
◯・噛んだら低い声で「ダメ」と言い、噛むのをやめたら褒める
◯・ケージから出したらずっと無視をして落ち着くのを待ち、落ち着いたら褒める
◯・噛んだら「痛い！」と言う
×・噛んだら「痛い！」と言い、マズルをつかむ。
×・噛んだら手を口に入れる
◯・噛んだらすぐにその部屋から出て、犬を一人にさせる

◯はオススメの方法で、×は逆効果になる場合がある方法です。
どの方法も良いタイミングで上手な力加減ですれば、甘噛みを止めることはできますが、×の方法はタイミングや力加減を間違うと噛み付きや攻撃性を高めてしまうことがあります。

どの方法も間違っているわけではないのに、甘噛みが減らないということは、タイミングや力のいれ方などが上手く出来ていないということでしょう。犬のしつけの方法はタイミングがとても大切です。特に小型犬の子犬のしつけは微妙な力加減と素早い対応が必要になってきます。

落ち着かせる方法としては、ケージから出すときは必ずリードをつけて出すようにすること、そして、問題が大きくならないうちに専門家に相談することが大切です。方法ではなく、タイミングや力加減の問題である場合は、対面でしか指導をすることができませんので、お近くのパピートレーニングをしている動物病院やしつけインストラクターさんにご相談してみてはいががでしょうか。