対象:住宅設計・構造
店舗として使用してた50年前の建物を12~13年前に、住宅としてにフルリフォームされた2階建ての中古物件の購入を検討しています。基礎と柱の補強等は当時の施工大工さんに確認してもらう予定です。ハウスメーカーではないそうです。
しかし、隣家と接している面の一階部分の半分(高さは1階分で幅が7~8m)が、もとの店舗のブロック塀のままです。雨も当たるため、ブロック内部の腐食、耐震性や耐久性が心配です。よく見ると、ブロックに緑の苔らしきものがついていたりします。リフォームの際の大工さんが、このままでいいと説明さたとのこと。
とても不安です。補強や防水・防錆等の処置は今からでもできるのでしょうか?
また、ブロックの中の腐食の具合は検査できますか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
anrilove2002さん ( 愛知県 / 女性 / 47歳 )
回答:1件

中舎 重之
建築家
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外壁の一部がブロック塀
ブロックを腰壁として1m位積む事は、大昔にありました。
ただし、場所は浴室で面積が1坪で、三方積みの形です。基礎は建築の同じ仕様です。
今回は、長さが7~8mと長く、直行方向の控え壁も無いと思われます。
基礎は、特に曖昧でこれから使用には耐えられないと考えます。
ブロックはコンクリート製ですので腐食はありません。
ブロックは、上からの荷重には抵抗しますが、地震の様に横からの力には無力です。
従って、耐震性は完全にゼロですので、撤去して下さい。
外壁を新規に造るのが最良となります。
以上です。 2014.10.20 中舎重之
(現在のポイント:-pt)
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