対象:ペットの医療・健康
17歳の猫の後ろ足(左側)の付けね内部に空豆大のしこりをみつけました。しこりに触ると中で動く感じです。3種混合ワクチンの注射は、足(左側)の付けねではなく、おしりのあたりに2ヶ月程前にしました。触っても痛がる様子はなく、普通に歩きます。時に元気よく走ることもあります。食欲は少食ですが、以前と同じ感じです。下痢はないです。リンパ腫の可能性はありますか?良性の脂肪のかたまりであって欲しいのですが・・・回答、よろしくお願いします。
ノミーさん ( 神奈川県 / 男性 / 41歳 )
回答:2件
猫の内股のしこりについて
はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。
実際は診てみないとなんともとは思うのですが、文面からの想像で書かせていただきます。
参考程度にお考えください。
確かに凝りのある場所から、リンパ腫の可能性はあると思います。
またそれ以外の腫瘍、あるいはその近辺で何らかの疾患があり、炎症反応としてリンパ節が腫れているという可能性もあります。
共通して言えることは、やはり早めに主治医の先生に見てもらい、それに見合った治療をしてもらうということだと思います。
特にリンパ腫の場合は、進行が早いものが多いですので、様子を見ていると、大事な治療期間を失ってしまいかねないです。
脂肪の塊、という可能性も0ではないでしょうが、少なくとも診察してもらわないとわからないと思います。
どうにか時間を作って、病院に連れて行ってあげていただければと思います。
評価・お礼
ノミーさん
2013/11/28 22:27回答、ありがとうございました。実際に診てもらわないとわからないですね。時間を作って、病院に行って診てもらおうと思います。
回答専門家
- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
Re:猫の後ろ足(左側)の付けね内部に空豆大のしこり
猫の体の表面にできるしこりは、炎症や感染によるもの、脂肪腫などの良性腫瘍、ワクチン関連性肉腫や肥満細胞腫、リンパ腫などを含めた悪性腫瘍等原因は様々です。
まず視診や触診で大きさや色、形を評価し、しこりの細胞を採取して原因を鑑別していく必要があります。
しこりの鑑別診断を行うためにはまず注射針でしこりから細胞を採取して検査をする針吸引生検が一般的です。
これは麻酔をかけずに行うことができ、生体に侵襲性の少ない検査で、しこりの鑑別には非常に有用です。
しかし針吸引生検では細胞のみの検査となるため、しこりの良性悪性を含めた判断が難しい場合があります。このような場合、手術でしこりをすべてもしくは一部を摘出し、病理組織検査を行い確定診断を行います。
見た目や発生部位だけではしこりの確定診断を行うことができません。しこりの原因を調べ、治療方針を立てることが必要です。
まずは動物病院へ受診し、しこりの検査を受けられることをお勧めいたします。
評価・お礼
ノミーさん
2013/12/06 14:29ありがとうございます。すでに、病院で針吸引の検査をしましたが、判断が難しいです。高齢で手術は避けたいので、ステロイドと抗生剤でしこりの様子をみています。
(現在のポイント:-pt)
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