対象:財務・資金調達
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対応方法はあります。しかし・・・
こんにちは。
私は債権回収のプロではありませんので、事業主としての数年を元にコメントさせて頂きます。
結論から申し上げますと、内容証明による警告、支払督促、裁判からの強制執行、少額訴訟、債権回収業者への委託などが考えられます。
どれも、Google先生に尋ねると具体的な方法や書面の雛形を公開しているサイト、「実際にやってみた」系の体験談などを調べることができます。
参考:売掛金回収!少額訴訟してみたよ。
http://wp-d.org/2012/10/03/621/
しかし、その前に、最も重要なのが「どこまで揉める覚悟があるか?」です。
約束通りにお金を払わない相手方が悪いことは明白ですし、振り込まれるはずのお金が振り込まれないことで資金のショートなども発生し得るため、毅然とした対応を取ることに異を唱える意図はありません。
また、25日の支払予定ということで現状は数日しか期日超過がありませんが、約束を守らないという事実はビジネスの上で重要な事項です。
そのため、上記で挙げたような手段、それも強制力のあるものを使うことは一つの手ですが、それらを考える上で考慮頂きたいポイントが2つあります。
1つ目は、相手先が「一回限りの相手」や「もう二度と取引する予定がない相手」であれば上記のような手段もアリですが、今後の売上も期待できる相手であれば、穏便に進めてはどうか?ということです。
被害を受けている方が下手に出るのもおかしな話ですが、追い詰めたり強硬な態度に出れば出るほど態度を硬化させるということもありますので、まずは一旦お怒りを鎮めて頂ければと思います。
2つ目は、強制力のある手段で回収したとして、相手がいわゆる「逆切れ」し、誹謗中傷や嫌がらせなどを行い既存の取引先との関係や今後の営業活動に悪影響を与え得るリスクも認識して頂きたいということです。
もちろん支払いをしない相手に非があることは確かですが、筋違いな恨みに支配されたりするというのもお金の話で、最悪のケースは、裁判や弁護士に費用と時間を投じて、結果的に勝ちを収めたとしても、袖は振れぬと開き直られて骨折り損のくたびれ儲けになることです。
この「どこまで揉める覚悟があるか?」について、明確に「どこまででも、とことんやる」ということでないならば、まずは冒頭の手段は最終的なものとして考えて頂き、支払いができない理由やこれから先の見込みなどを電話やメールでなく対面でお話し頂いて、場合によっては分割払いなどの逃げ道も用意してあげては如何でしょうか?
その上で、最終的な返済日や条件、それ以降に支払いが滞った場合のペナルティなどについて書面を交わすのも一案かと思います。
回答専門家
- 田中 紳詞
- (東京都 / 経営コンサルタント/ITコンサルタント)
- 株式会社Exciter 代表取締役/主席コンサルタント
業務システムからモバイルまで、IT業界の無差別格闘家
専門はSAPなどの業務システムとコンサルティングですが、それに限らず企業にとって必要なITとその活用を考え、幅広い分野の経験を積んできたと自負しております。ITには多くの分野がありますが、一面ではなくトータルで勘案したプロの仕事をお届けします。
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