対象:財務・資金調達
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ネット上でメディアを運営しつつ、受託で制作も請け負っている会社です。
売上げは1億に届かないくらいで、なんとか昨年の利益が
若干プラスといったところです。
都の助成制度で1千万ほど創業時に借りて、現在は3百万を切ってきてます。
今度、事業を成長させるべく、新しいサービスを開発するのですが、どうしても
資金が最低1千万ほど必要になります。
自分で調べたのですが、
小規模事業者活性化補助金http://www.shokibo-kassei.jp/common/files/koubo.pdf
とか、創業補助金http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/sogyo/data/201305013souzouhojyokin.pdf
とかの申請は出来るのでしょうか?
また、いくらかは金融機関から借入するしかないと考えてますが、
・このような会社が低利で借入可能なのでしょうか?
・また、助成などで低利に借り入れる制度などはありますか?
ご教授いただけると幸いです。
ますらおぶりさん ( 東京都 / 男性 / 47歳 )
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助成金および融資制度について紹介します
ますらおぶりさん、こんにちは。
ご質問は、助成金および融資制度についてですね。
現在募集中または公募を予定している補助金には以下のようなものがあります。
●小規模事業者活性化補助金
現在公募中で、8月16日が申請締め切りとなっており、今年度は、これで最後となる見込みです。この補助金についてはすでにご覧になっていると思いますが、ますらおぶりさんが小規模事業者であれば、申請可能と思われます。ますらおぶりさんの場合、サービス業と思われますので、従業員が5人以下で、小規模事業者の要件を満たします。
補助対象となる事業は、ますらおぶりさんの会社において新たな取組であることが必要です。しかし、世の中に存在しないような新製品やサービスを開発するというような大げさなことではなく、ある程度の新規性があれば問題ありません。申請するには、指定の様式にそった事業計画書を作成し、経営革新等認定支援機関および金融機関の承認を得る必要があります。金融機関は経営革新等認定支援機関になっている可能性が高いので、取引先の金融機関に相談してみることをお勧めします。補助金が支給されるのは、事業終了後となりますので、金融機関からの借入れの承諾を得ておくなどして、必要な資金が調達可能である必要があります。補助率は2/3で上限が200万円となっています。
経営革新等認定支援機関の一覧は、下記URLからダウンロードできます。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/nintei/kyoku/
●創業補助金
これについては、これから創業しようとしている者が対象ですので、ますらおぶりさんの場合は対象外となります。
●ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金
第二次募集は終了していますが、8月以降に第三次公募の可能性があります。中小企業が試作品を開発したり、新製造方法を開発したり、新規販路を開拓するなどの新規事業を起こす場合に、必要とする機械、材料、人件費などに対して2/3(上限1,000万円)の補助金が支給されます。ものづくりということで、製造業が中心となりますが、ソフトウェアについても、組み込みの場合は補助の対象となります。
公募要領は下記URLを参照してください。これについても経営革新等認定支援機関の承認を得る必要があります。また、金融機関からの借入れの承諾が得られていないと難しいと思われます。
http://www.chuokai-nara.or.jp/24monohojyo/
●新商品・新サービスの開発支援事業
第3次公募が、全国商工会連合会のホームページ(http://www.shokokai.or.jp/)にて8月中に予定されています。補助率は2/3で、1事業に対して、上限300万円、下限100万円となっています。
第2次公募は既に終了していますが、その時の公募要領は下記URLから参照してください。
http://www.shokokai.or.jp/top/Html/shinko/2_424/【2次募集】新商品新サービス開発支援事業_公募要領(公表).pdf
●情報バリアフリー事業助成金(チャレンジド向け通信・放送役務提供・開発推進助成金)
今年度の公募期間は、平成25年3月12日(火)~平成25年4月15日(月)となっており、既に終了していますが、来年度も公募の可能性があります。本助成金の目的は、身体上の障害のため通信・放送役務を利用するのに支障のある人がこれを円滑に利用できるよう、通信・放送役務の提供又は開発を行う民間企業等に対して、必要な資金の一部を助成するものです。詳細については、下記URLを参照してください。補助率は1/2です。
http://www2.nict.go.jp/ict_promotion/barrier-free/104/index.html##1
融資については、日本政策金融公庫で利用可能な低金利の融資制度がありますので、下記URLを参照してください。
http://www.jfc.go.jp/n/finance/search/index.html
それぞれ条件が異なり、会社の経営状況や財務状況により融資可能かどうか判断されますので、一度、関係機関等に相談してみることをお勧めします。新しいサービスを開発するということですので、実現性のあるしっかりとした事業計画を用意しておけば、融資の可能性が高まると思われます。また、上記の補助金を申請するという前提で申し込むことで、融資の可能性も高まると思われます。
ますらおぶりさんの新規事業の成功を心よりお祈りしております。
補足
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次回以降の、質問時にご利用を検討下さい。
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回答専門家
- 小松 和弘
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ホットネット株式会社 代表取締役
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