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対象：住宅設計・構造
はじめまして、知識がないので相談にのってください。
3年前に家を新築しました、家は90センチの擁壁の上に建っており、擁壁は重量式無鉄筋コンクリート擁壁で、5年前に造られたそうです。
新築後1年以内に擁壁がひび割れし、段差ができたので、ひび割れ部分をＶ字にカットし、補修してもらいました。
最近また同じ個所が割れてきて、手前に一部擁壁が崩れそうです。
不動産屋に伝えたところ、シュミットハンマーで強度を確認後、割れ部分をカットし鉄筋を入れて補修するとのことなのですが、2回もひび割れる理由として考えられることはなんでしょうか？
家はベタ基礎で建築されていますが、家に影響はないでしょうか？
不動産屋が提案してきた補修は正しいでしょうか？
擁壁ではなく地盤に原因があるのでは？
ぶんこさん （ 大阪府 / 女性 / 37歳 ）
回答：1件
竹内 隼人
建築プロデューサー
-
擁壁のひび割れの原因および対処方法
ぶんこさん
こんばんわ。初めまして。
東京にて設計事務所をおこなっております
ハウジングアーキテクトの竹内と申します。
ご質問内容拝見させていただきました。
９０センチの高低差があり、５年前に造られた擁壁。
高さからいくと、擁壁というより、「土留め」に近いものかなと
思われます。
それにしても、５年前の施工にしても無筋で造るという点についても
疑問を感じます。
また、シュミットハンマーでの強度確認をするのであれば
それなりの手法・段取りがありますので検査方法の事前説明などを
求めてみてはいかがでしょうか？
≪参考 シュミットハンマー≫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC
破損の理由は、施工不良・軟弱地盤など理由は考えられますが
現地を見れないので正確なことが言えないのですいません。
憶測での見解は
１）無筋仕様のため、建物荷重により地盤を通して、擁壁が押された。
２）地盤が、軟弱地盤のため不同沈下が起きて、ひび割れした。
３）根本的に、擁壁そのものが施工不良。
など憶測の見解はお話できますが正確でないのでご了承ください。
擁壁は、ほぼ一生ものですので先方の作業が入る前に
行政などの建築相談先へ行き、内容説明してみてはいかがでしょうか。
ハウジングアーキテクト
竹内隼人
評価・お礼
ぶんこさん
2013/07/25 15:00竹中先生、回答頂きありがとうございました。
擁壁だけでなく、基礎が垂直でなかったり、門柱が傾いたり、ブロックが割れて浮いてきたりといろんな問題が発覚したので、いま調査中です。地盤に問題があるのかもしれません。
こちらにはとても深刻なことと受け止めていて、家を建て直してもらいたいと思ってるくらいなのですが、不動産屋の対応は軽いもので、温度差があり過ぎています。
今回の回答も参考の上、行動していきます。
ありがとうございました。
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