対象:不動産売買
回答数: 1件
回答数: 2件
回答数: 1件
現在は賃貸で事業を行っていますが、大きさと設備について不足があるため
工場の購入を考えています。賃貸も考えましたが、希望の大きさだと毎月35万程度必要なので…。
そこでご相談なのですが、建物+土地で3500万程度で、20年返済を考えています。
法人として購入した方がいいのか、個人で購入して法人に賃貸した方がいいのか、どちらが節税できる買い方でしょうか?どちらにしても固定資産税や建物にかかる費用等は経費になるのでしょうか?
これだけでは内容不足かもしれませんが、一般的に考えてどうなのでしょうか?
よろしくお願い致します。
とも1105さん ( 愛知県 / 男性 / 38歳 )
回答:1件
工場購入の節税について
不動産コンサルタントの野口です。
不動産(工場)3,500万円を個人で購入し、法人に貸した場合と、法人自ら購入した場合ついて述べます。
個人が、購入し法人に賃貸契約し田場合は、個人は不動産事業所得として計算され、毎年12月末締めを、翌年3月に他の所得と合算し確定申告をします。
この場合、収入は受取賃料です。(敷金などは預かり金で収支に関係なし)
支出は、建物の減価償却、建物維持費、建物修繕費、ローンの建物に対する支払利子(土地に対する利息は除外)固定資産税等が費用となり、他の所得(給与所得など)と合算して課税申告されます。
法人が自ら取得した場合は、上記の費用が経費計上できます。
どちらも、取得に要した費用(仲介料、登記費用、不動産取得税、ローン手数料など)は、取得費として不動産に案分(土地建物に)して、計上します。
建物に掛かる部分は、減価償却していきます。
従って、どちらが節税できるかは、個人の他の所得に関係しますし、法人は、規模等によって利益に対する税率が異なりますから、一概にいえません。
個人と法人とで、大きく異なるのは、これを売却した場合、個人では売却損が発生した場合、他の所得と通算して、税を減らすことは出来ません。(分離)
法人の場合は、法人の所得と合算出来ます。
逆に、売却利益が出た場合は、いずれも短期、長期と分けます。(土地特別)など
紙面に制約があり、個別については、税理士等にご相談ください。
評価・お礼
とも1105さん
2013/07/03 13:43ありがとうございました。
いろいろな条件によって違ってくるのですね。
税に関して詳しくないので、その時点での損得を考えてしまいます。
よく考えて見たいと思います。
回答専門家
- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング