投資会社の設立について

法人・ビジネス会社設立 2007/08/16 16:10

現在、会社員の夫がＦＸで為替取引を始めました。軌道に乗って食べていけるようになったら会社を辞めて、投資会社を設立したいそうです。
そこで質問です。事業内容が投資の会社を個人で設立することはできるのでしょうか？
また、個人事業主は収入が増えたら法人化するほうが節税のためにいい場合もあると聞きます。投資を目的とした会社でも法人化（＝株式会社の設立）をしたほうが良いのでしょうか？いわゆる商売と違って、経費は初期投資としてのパソコンの購入代や新聞代、通信費しかかからないような気がするので会社を設立したほうがいいのかどうか分からないので教えてください。
別の事業を持った会社と合わせて設立した場合も教えてください。

ninaさん（宮城県 / 女性 / 31歳）

回答：1件

大江亜里朱
行政書士

ご相談の回答

2007/08/17 13:29 詳細リンク

: (5.0)

はじめまして。
行政書士の大江ありすと申します。
投資会社の設立についてのご相談ですね。

１）事業内容が投資の会社を個人で設立することはできるのでしょうか？

会社の設立は、会社法の改正により、投資を目的とした
会社でも、他の事業内容の会社でも、出資者と取締役１
人で（個人で）設立することが可能です。
株式会社と合同会社がありますが、どちらも１人で
設立できます。

２）節税のために法人化したほうがよいのでしょうか。

これについては税理士さんにご相談されるのがよいと
思いますが、私がわかる範囲で回答します。
一般的に、課税所得が900万円を越える場合は、法人化
したほうが節税メリットがあるといわれています。
経費はninaさんのご指摘のとおり、あまりかからないと
思いますが、ご主人様のお給料はこの会社の売上から
とることになり、給与所得控除があり節税になると思い
ます。
また福利厚生費や保険料なども経費にできます。
さらにninaさんが経理などを担当されてお給料をとる
ことも可能です。

デメリットとしては、設立に費用と時間がかかること、
利益がない場合（赤字）でも、毎年７万円程度の法人税
が必ずかかることがあります。

別の事業を持った会社と合わせて設立する場合も基本的
には同じです。
会社を設立するときに、すぐには行わなくても、将来的
に行う予定の事業目的は入れておいたほうがよいでしょう。
後から事業目的を追加することも可能ですが、時間と
費用がかかります。

以上簡単ですが回答とさせていただきます。
また何かわからないことがありましたらいつでもご相談くださいね。