対象:不動産売買
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築浅の中古マンションを購入し、引き渡しを受けた1週間後、
雨漏りが発生しました。
入居前であったため、家財などは濡れておらず、実質的な損失はないものの、
今後の生活を考えると不安な状況です。
重要事項説明には、3か月以内に発生した、専有部分が原因による雨漏りのみ、
コーキング、シーリング材にて売主負担で補修する旨かかれていました。
原因がはっきりしませんでしたが、最上階である為、共有部分(屋上)が原因であるのではないかと思います。
また、売主の方は数年前に一度雨漏りらしき状況にあい、
点検の依頼をされた経緯があったようですが、原因がはっきりせず補修工事などはされなかったようです。
当方はその事実を口頭や書面で知らされておらず、
重要事項説明書にも、雨漏り無と記載されておりました。
仲介業者はこの事実をしらなかったと言っているのですが、
本当かなとも思いますし、仮に本当だとすると、ヒアリング不足という感じもします。
気持ち的には、買って間もない為、騙されたという気持ちがしてしまいます。
また、雨漏りの事実が分かっていれば、購入しなかったと思います。
仲介業者や、売主に契約解除や損害賠償など請求できるのでしょうか。
共有部分の補修工事をしたとして、例えば4か月後に再度雨漏りがあった場合などは
どうなりますか?
また、10年以内の物件ですが、中古で購入している私たちは、
品確法における10年間の瑕疵担保責任の義務を問うのは難しいでしょうか。
補足
2013/04/11 12:36その後、管理会社から施工会社に連絡が行き、共有部分については修繕をしていただきました。
新たに分かった事実として、共有部分の補修や室内の天井石膏ボードの交換、クロス張替が行われた事実が判明しました。(写真を入手してあります。)
売主は認めていませんが、雨漏れがあったことや、補修の事実を知っていたと事は間違いない思われます。
宅建業法の告知事項義務違反になると思いますが、いかがでしょうか。
また、契約無効として白紙解約する事は出来るでしょうか。
売買に当たり、当方が支払った諸費用や、引っ越し代金などを売主に負担してもらいたいです。
かがみもちさん ( 東京都 / 男性 / 32歳 )
回答:1件
藤木 哲也
不動産コンサルタント
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屋根は共用部分
はじめまして、こんにちは。
マンションの最上階の屋根はマンションの共用部分にあたり、その修復は管理組合の責任範疇となります。専有部分の区分所有者単独では手の打ちようがありません。防水は、仮に部分的な漏水とは言え、機能としては、屋上面全体が一体となったものですから。
また、ご指摘のとおり、品確法が適用できる可能性が高いので、管理組合を通じてマンションの新築時の分譲会社に問い合わせるのがいいでしょう。管理会社が分譲会社の関連会社であることも多いので、その場合は管理会社を窓口としてもよいかと思います。
評価・お礼
かがみもちさん
2013/04/11 12:42ご回答ありがとうございました。
ご指摘の通り、管理会社が分譲会社の関連会社なのか、管理会社に連絡しただけで
施工会社の方が来てくださいました。
共有部分については、すみやかに修繕していただきました。
補足にも書きましたが、売主が雨漏れや共有部分や専有部分の修繕を知っていた事実が判明しました。
こちらとしては契約自体を無効とし、白紙解除したいのですが、難しいでしょうか。
ご回答いただけると幸いです。
藤木 哲也
2013/04/12 20:19引渡し後となりますので、それからの白紙解約はむずかしいです。売買の目的物が住むことができないような状況でもないかと思われますので、白紙解約までは至りません。不告知による瑕疵があったのなら損害賠償請求ができる可能性はありますが、修繕自体は管理組合で行ったとすれば、個人には損害なしとなり、請求権もありません。黙っていた売主を許せない思いはあるかもしれませんが、気に入って買うことを決められたマンションでしょうから、前向きに考えられるのがよいかと思います。
(現在のポイント:-pt)
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