対象:新築工事・施工
回答:3件
大きく2つの方法があると思います
大まかな設計間取り図を書かれる場合は、二通りの方法があります。
1つは、直接工務店にその間取りを持ち込んでそれを図面化してもらうという方法。2つ目は、その間取りをさらに、自分では早々出来ないぐらいハイクオリティな空間構成に仕上げてもらうために設計事務所に設計を依頼するという方法です。
前者でしたら、確認申請の費用など込みで50〜80万円程度で設計をしてくれるでしょう。間取り図をほぼその通りにしたいのでしたらベターなやり方です。
後者の場合は、他の方もおこたえしていますが、施工費100に対して10ぐらいが標準的だと思います。例えば、施工費が2000万円でしたら200万円ぐらい。ただ、施工費が1500万円でしたら、設計事務所によっては手間は2000万円の家とあまり変わりませんので、最低設計料などを定めているところもあります。
詳細は、各設計事務所のHPなどをご覧ください。
八納啓造
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?
私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
八納 啓造が提供する商品・サービス
家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください
志田 茂
建築家
1
設計監理料
いわゆる設計料には、設計+工事見積を精査し金額決定+建築確認申請業務 までの「設計料」と、工事が始まってからの施工業者との打合せ+現場チェック+完了検査申請と検査立会(場合によっては中間検査も)+引渡 をする「工事監理料」 を含みます。
概ね、工事費の10~15%くらいが設計監理料 です。その基準はそれぞれの設計事務所によって違います。また、面積を単位とする単価を決めているところもあります。私のところもそうなのですが、だいたいは、前記の「10~15%くらい」の範囲に入ります。
「施工料100」というのは、1000万円 の事を書かれたのだとすると、設計監理料は、約100万円~150万円となります。ただ、最低限の設計料を決めているところもあります。設計監理として最低限やる事があって、工事費がすくなくても、家が小さくても、それは変わらないからです。
「大まかな設計間取りはこちらから提案し」・・・
「大まかな設計間取り」はあくまでご希望の一部として設計者にゆだね、いろいろ話合いをしながら設計を進めていく事をお勧めします。せっかく設計事務所に頼まれるのですから「提案」を楽しまれるといいと思います。
**
私のHPをご覧いただき、考えや作ってきたものが もし、海の見える家さんの方向性と合いそうであれば、ぜひ一度お話をさせていただければと思います。よろしくお願い致します。
志田茂建築設計事務所 志田
島崎 義治
建築家
1
設計とはストーリー(物語)づくりです。
規模や工法、構造、設備仕様にもよりますが、木造の一般的住宅ですとおおよそ、10から15程度になるのではないかと思います。
その内容は
おおまかな間取りをいただいたり、理想を語っていただきながら、また私どもからも何度も提案し、クライアントの生活スタイルや価値観をはっきりさせてゆくのが設計という創造的な作業であると考えています。設計図を作るというよりも、物語を決めてゆく、というような作業です。
しかし、図面もまとめなければなりません。確認申請や工事発注のためです。
それらのやり取りの結果まとめられた図面は、何社かの工務店に見積もりを依頼し、最も適切な工務店を選定します。安さを基準にする場合もありますし、丁寧さや技術力を基準にする場合もあり、クライアントとの協議の上で選定します。
また、その後の施工段階では、契約した内容で間違いなく工事が行われるかどうかチェックしてゆきます。また、工事が始まって具体的になってゆく様子を見ていると、部分的に変更したいことが生じたり、追加したい設備がでてくるもので、そうした施工段階での業務も結構あります。
設計を依頼する上で、建築家の役割とは、以下のようなことではないかと思っています。
1)家づくりとは協働作業であるとよく言われますが、クライアントと施工者の間に立って導いていくこと
2)生活スタイルや価値観をはっきりさせ、どこにもないクライアントだけの住まいを形づくること
3)工務店を数社の中から選定し、適正な工事費と施工方法で住まいを実現すること
そして、何より、家づくりの面白さをわかっていただけるのではないかと思います。そのことが、人生を送る上でも重要であり、住まいが長く持つ秘けつでもあります。
設計契約という慣れない作業から始まると悩んでいらっしゃるかもしれませんが、まずは契約というようなことは不要で、何度か対話をすることから始めます。その過程で建築家としてよさそうだと思っていただければ、次の段階へ進んでいただければいいと思います。
島崎義治/島崎義治建築設計事務所
2012グッドデザイン賞を受賞しました
http://architect-studio.com
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング