対象:不動産売買
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お世話になります。
現在、注文住宅を建てる予定で土地を探していますが、気になっている土地が「市街化調整区域」に属しているようで、地目は「宅地」、補足のところに「開発許可等による分譲地」となっています。
水道、ガスなどは整備されているようです。
気になるのは将来のことです。
何十年か後に、リフォームをしたい場合、もしくは土地の転売をしたい場合等、何か制約がかかることはあるのでしょうか?
一番怖いのは、今回購入して新築物件を建てて、その後その家と土地を誰かに売って引っ越ししたい場合です。
もしその中古物件が立て直しもリフォームも不可、となってしまったら、結局土地は誰にも売れないということになってしまうのではないかと思います。
開発許可がついている、ということは、転売したとしても、それを買った人にもその許可がついてくるということなのでしょうか?
それとも開発許可は今回新築を建てる時の1回限りの許可になるのでしょうか?
そもそも市街化調整区域の土地を購入するということは、やはりデメリットが大きいものなのでしょうか。
周りの環境は、完全な住宅街です。
よろしくお願い致します。
こどものきもちさん ( 東京都 / 女性 / 39歳 )
回答:1件
藤木 哲也
不動産コンサルタント
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無秩序に広がった市街地はいずれ整理される
はじめまして、こんにちは。
市街化調整区域は、市街化区域に対して、市街化を抑制する方針で都市計画で定めるものです。どういう理由でそのエリアの市街化を抑制すべきと自治体が判断したかは様々でしょうが、その自治体が定める都市計画の方針に逆らうのか、受け入れるのか、ということだと思います。
たしかに、法には抜け道があり、やり方もごまかし方もいろいろあるものですが、「できるからやる」とかそういう問題でもないかと思います。すでにそこに住んでいる人にとっては財産権を主張したくなるのも無理はないですが、長い目でみれば公共の利益を受け入れるべきですし、幸いにもその土地とは今は関係ないこどものきもちさんは、あえて関わるものではないのではないでしょうか。不動産を購入する選択肢はほかにいくらでもありますから。
これからの日本は、人口の減少を受けて、都市圏あるいは市街地は縮小を余儀なくされる状況です。広がりすぎた市街地のインフラを社会が維持できなくなってくる時代の到来です。今後は無秩序に広がってしまった市街地を整理していくことがあたりまえになるだろうと私は感じています。そのような状況も見据えて判断すべきでしょう。
評価・お礼
こどものきもちさん
2013/03/22 11:16ありがとうございます。
関わらない方がよさそうですね・・・。
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