土地の相続について

正直、この内容だけではお答えしかねる部分もありますので、もう少し個別の情報が必要かと思います。

文面を読む限り、ご質問の背景に明確な意図があるようにも見受けられますので、ご質問の際にはその点も併せてご説明頂けますとよろしいかと思います。

「相続人の母親」→「相続人の一人であるsironaoさんのお母様」ということでよろしいですか？

簡単にお答えだけ記します。

質問１の回答

おそらく本件に関する部分で、遺言などがないのであれば、特別な権利はないと思われます。

質問２の回答

不動産そのものは共有することは可能なのですが、今回の件は、１／５（お母様）、４／５（他４名の共有）ということを意図しているのでしょうか？
分割所有と共有は意味が違いますので、もし上記の対応をするのであれば、１／５と４／５を分筆してそれぞれを違う不動産とし、４／５については４名で共有するという流れになるかと思います。
ただ、建物がある場合、あまり現実的な対応とは言えません。

質問３の回答

建物についても当然に相続の対象となりますが、今回は建物はすべて「相続人の一人であるsironaoさんのお母様」が所有しているということでよろしいのでしょうか？
その場合、建物を当然に壊す権利は相続人４名にはありません。

質問に回答いたします。

ただ事実関係が良くわからないところもあり、よく確認しなければ本当のところはわかりません。
今回は文面から読み取れる中から判断した範囲の中でのお答えになります。

まず土地はすべてお祖母様の所有と言うことで良いのですか？
相続の対象になるのは、被相続人の所有していた部分に限られます。
不動産は、建物と土地の所有者が違うことも多く、それぞれ誰のものであるかの確認が必要です。

質問１
相続人がお母様で、母屋、アパートの所有権があるとのことですので、それをどう扱うかはお母様が決める権利があります。
もし、お母様がお祖母さんの子供（直系卑属）であれば、遺留分という権利も主張できます。

質問２
3つの土地が相続財産であれば、これをどう分けるかと言うことになります。遺言があればそれに従い、無ければ、被相続人5人で協議して決めることになります。
全員が納得すれば、正確に5分の4で分ける必要もありません。

それぞれを分けるという共有はできるだけ避けて、可能な限り単独の所有になるように分けるようにしてください。現金があればそれで調整してください。
分ける場合に、建物の利用や考え方が一致するかどうかなど総合的に考えないと安易に分けると困ります。

質問３
所有者がお母様であるものを勝手に取り壊せません。

いずれにしろ、他の相続人が勝手に良い様に進めることはできません。