対象:エクステリア・外構
ウッドデッキについて教えて下さい。
昨年ハウスメーカーに依頼してウッドデッキ、TOEX樹の木3、2間6尺と1.5間3尺を連結して取り付けました。
最近、ウッドデッキの上を歩いていると、特に端でがたつくため基礎部分を見てみると、もともとデッキを施工した場所は約1mの幅で防草シートを敷き、その上に砂利を3~5センチ程度敷いてありましたが、その砂利にモルタルで基礎石を固定し、デッキの支柱を取り付けてありました。
すべての支柱がそのような状態では有りませんが、砂利が敷いてある場所はこのような状態です。
デッキを持ち上げてみると簡単に持ち上がり、地面に置いただけのような感じがします。
メーカーの推奨施工方法を見ると、深さ200mmほど堀り、栗石を敷いて、基礎石を据える、とありましたが
地面を掘って施工はしておらず、それからするとずいぶん違うかな、と思います。
業者さんに依頼するとこのような施工方法になるのでしょうか。
これからハウスメーカーに連絡しようと思いますが、どのように対処してもらえば良いでしょうか。
mb6090さん ( 静岡県 / 男性 / 48歳 )
回答:2件
辻 唯寿
建築家
5
そういうケースが多いと思います。
はじめまして。名古屋の住宅設計事務所辻と申します。
一般的なケースでお話させていただきますと新築に限らずリフォーム、リノベーションで
ウッドデッキ工事の場合建築本体と違って将来的に腐食や劣化で交換、並びにレイアウトの変更などを行うために基礎はできる限り簡易で作る場合が多いです。
今回のように載せるだけの場合も少なくありません。地震が来ても極端な話で生命の危険を
及ぼさないというのもありますがガタつきが起こる起こらないは別の問題だと思います。
基礎を下に埋め込めば基礎がしっかりするのでガタつく可能性は少なくなりますが
基礎を埋め込まなくてもしっかり固定することは可能です。
仮にmb6090様が一から基礎をやり直すこと希望されるとすればそれも一つの方法ですが行ったん全部解体して一からやり直す必要もあると思います。ハウスメーカーさんの誠意の問題もありますがまずはガタつきがあってその問題をクリアされることをお願いしてはいかがでしょうか?そのうえで本来の施工法のことや対処方法を説明頂くなりして解決するほうも
ありではないかと思います。
現物の見ていないので正確なアドバイスではないかもしれないことをお許しください。
無事うまく進むことを心からお祈りいたします。
TREEHOUSE辻
http://www.shosai-4031.jp/
評価・お礼
mb6090さん
2013/02/12 00:13御回答ありがとう御座います。
まずはデッキのガタつきについてハウスメーカーに問い合わせたいと思います。
それから施工法や対処について話し合って見ます。
新岡 俊彦
ガーデンデザイナー
5
そんな施工方法はありえません
ウッドデッキ専門施工会社テクノグリーンの新岡と申します。
ご質問いただいた施工方法は、ハッキリ言ってありえません。というか専門業者は間違っても行いません。
いくら砂利にモルタルで固定していても、下の地盤とは防草シートで縁切りされていれば、なんの役にも立ちません。
将来腐ったり劣化で取り替える可能性がある、たかがウッドデッキだから簡易な基礎でする場合が多い・・・・そんな事はありません。
確かに家・建物とは掛かる荷重は違いますが、建設物のひとつですから、メーカーの施工法に書いてあるように掘削し、栗石・砕石を入れ突き固めて束石を設置します。
これは不同沈下も防ぐ事になり、これによるウッドデッキの傾き、ガタツキを無くし腐朽対策にもなります。腐朽対策にも?と疑問視される方もいらしゃるかと思いますが、私の17年以上のウッドデッキ施工・他社の腐ったウッドデッキを交換してきた経験からしますと、傾いたりガタつくウッドデッキはある部分に水が溜まりやすくなり腐りやすいのです。
これらを防ぐためににも基礎工事はしっかりと、施工されなければなりませんし、ちゃんとした施工業者は皆、行なっていますので今回のようなケースは多いとは思いません。
ウッドデッキといえども上にのる荷重を設定し、床板・根太・大引・束それぞれに掛かる力を計算し設計・施工します。
ウッドデッキといえども、お客様にとりましては大事な家の一部です。「そんなもんか」と諦める必要はありません。
ましてや、いくら軽い樹脂製のウッドデッキといえ、簡単に持ち上がるなんて全体の施工方法にも問題がありそうです。
上に書きました理由と大多数で施工されているちゃんとしたウッドデッキの基礎工事のやり直しを、ハウスメーカーに断固として要求すべきです。
ご満足いくウッドデッキにしてもらえる事を願っています。
「たかがウッドデッキされどグッドデッキ」が合言葉のテクノグリーン 新岡
当社ホームページも参考にしてください。http://www.technogreen.jp/
補足
ちなみにウッドデッキ下に防草シートを敷設する場合、2通りあります。
1)最初に束石を施工する場合。
これは本文で書きましたように束石を設置し、その後に残りの部分にシート・砂利・砕石を敷く方法。
2)先に防草シートを敷設し、束石がくる部分のシートを切開し、同じように束石を設置後、シートをすき間が出ないように戻す。
お客様がご自分でシートを施工する場合は、こちらの方法をとります。
また、当社では素人の方でも防草シートの敷設は簡単にできますので、意欲のある方にはこちらをお薦めしています。お客様のコストダウンにもなりますので。
近々、お客様が先に防草シートを敷設された後にウッドデッキを施工する例を紹介します、テクノグリーンの施工ブログhttp://www.technogreen.jp/blogも参考にしてください。
評価・お礼
mb6090さん
2013/02/12 00:31御回答ありがとうございます。
施工方法についてですが、実は私も御回答して下さったように “掘削し、栗石・砕石を入れ突き固めて束石を設置”の手順で施工して下さるものかと思っていました。
ハウスメーカーに連絡して施工方法について説明して頂き、対処方法を考えたいと思います。
ありがとうございました。
新岡 俊彦
2013/02/12 15:20mb6090様
ご評価いただき、ありがとうございます。
多分、営業担当者でも見るだけで、施工ミスだと判ると思います。半笑いの交渉で、納得のやり直し工事をしてもらえる範疇かと思います。
ウッドデッキ専門施工会社 テクノグリーン新岡
(現在のポイント:-pt)
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