対象:心の病気・カウンセリング
主人の仕事の関係上26・24・22歳の子供を主人の両親に預け、北米に2011年12月に赴任しました。
私は12年前から義理母の言葉の暴力で欝になってしまいました。それ以来ずっと薬は離せない状態です。
こちらに来て子供たちと離れた寂しさ、主人の帰りがとてつもなく遅いなどで、もっと欝が酷くなり、眠れない、食事は摂れない、どこにも行きたくないの状態が半年ほど続き、こちらの病院からも薬を処方してもらって飲んでいます。やっと落ち着いたのが2012年の秋で、朝起きるのが億劫でなくなりました。それからは以前好きだった手芸も手につくようになり薬を飲みながら頑張っていた矢先、主人の欝が出始めてしまいました。
週5日 6時過ぎに家を出て、帰宅時間が23時。年末の長いバケーションがあり2013年に入り食欲がない・何もする気がない・頭が回らない・会社へ行きたくないといい始め欝だと私は思いました。本人も欝だと確信しているようです。
毎朝起こさないようにして起きて来るのを待っていますが起きられないようです。
私は主人の助けがあったこそ欝も良くなってきたと思っていますが、今、主人をサポートしなくちゃいけない立場にあると思うととても辛い状態です。
主人のように私が主人に接することが出来るでしょうか?今の私の病状からいって無理だと思います。が、今私は必死で主人の前で明るく振舞い、平常心を心がけていますがただ仮面をかぶっているだけだと思っています。
これからどうして生きて行ったらいいのか先は真っ暗です。
何か良いアドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。
AKMさん ( 愛知県 / 女性 / 49歳 )
回答:1件
国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
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まずは考え込まずに,楽しめることを即行動してみましょう。
こんにちは。カウンセリングセンター聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医師法における診断・治療行為は致しません)。
AKMさん,ご自身が改善しつつあるとはいえ,うつ状態であること,それに,今年になってご主人がうつになりかけていること,さらには,赴任先のアメリカにおられ,お子さんとも離れていること,おつらい状態だと思います。お気持ちお察しします。
まず,今大切なこと,それは,頭で何でも考えないことです。ご主人がうつだと考えない。ああすべきこうすべきかと最善策を考えない。やりたい。やってすっきりする。こうしてみたい。こうすると気分が良い。そんなことを考え込まずに実行して下さい。
薬に頼らないうつの改善策は,先ず第一に,気持ちが良いこと,あるいは少なくとも気持ちが落ち込まないことを,考え込まずに実行することです。ASKさんご自身が,好きだった手芸ができるようになってきましたね。これはとても良いことなのです。
ご主人のうつを介抱しようと深刻に考えるのではなく,どんな風にすると二人して楽になるか,楽しむことができるか,そんな風に考えて対応を考えてみて下さい。そのためには,まず,ご主人がうつという観念を払拭しましょう。休み明けで,仕事がしたくない気分,そんな風に考えてあげて下さい。
朝,好きな朝食をつくってあげる,ご主人もASKも楽しくなるはずです。夜は二人で楽しいところに出かける,あるいは,好きなビデオでも一緒に見る,そんなことを楽しみにして,今日一日の仕事や家事をする,そんな風にしてみて下さい。「明日は明日の風が吹く」「今日を楽しもう」そんな感じで良いのですよ。
行動する前に頭で考えて,今が深刻になる,明日や未来が見えなくなる,それが一番まずいパターンなのです。まじめな人ほど,そうなってしまう。「今こうして生きていることが幸せ」そんな気持ちになってみませんか?
どうしてもうまくいかないときには,いつでもご相談に応じます。もう孤軍奮闘ではありませんよ。当館のホームページも是非ご覧下さい。ASKさんとご主人が明るくなることを祈っています。
http://www.choushinkan.com
評価・お礼
AKMさん
2013/01/08 01:44御回答いただきありがとうございます。
悩みも相談できない海外生活で今までホントに辛かったです。
このサイトに来てアドバイスを頂き安堵の気持ちで一杯になりました。
先生のお言葉を参考にし2人頑張って乗り越えて行きたいと思います。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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