社内研修

マネジメントやリーダーとして必要な知識・スキルの研修も大事ですが、
それ以上に大切なことは、｢周囲からの期待」を知ってもらうことだと考えます。

たとえば、管理職（もしくは一歩手前）に求める要素を自社でサーベイ作成して
受講者の上司、ならびに後輩・同僚に匿名でつけてもらうという手もあります。
・サーベイ作成には、マネジメントに関する書籍を参考にしながら、
自社特有の“管理職に期待したいこと”などを入れておくことが肝要です。

可能であれば、同時に、以下に関するコメントをもらっておくのも良いでしょう。

・（その受講生が）リーダーとして、現在発揮できている強み
・（その受講生が）リーダーとして、ありがたい存在だと思える言動
・（その受講生に）リーダーとして、やや物足りないと思っていること
・（その受講生に）どのようなリーダーであってほしいと期待していること 等

これらをもとに、日常で、どのような言動をさらにしていくべきかを、
受講者同士で活発に議論してもらうと効果的な研修になると思います。

課題図書、講和もいいですが、「周囲からの期待を知って、日常の言動や思考を
どう変革させていくか？」のアクションプランを作るほうが、実践に繋がります。

※講和は、経営者もしくは経営陣からの期待を知る内容であれば、良いと思います。

同友会は全国に地区会が組織されて地区毎に活動しています。業種は様々ですが幹部社員向けに研修を毎年させてもらっています。元上場企業で人材開発の仕事もして多くの目的別に研修を新規に立ち上げてもいます。自分も管理者研修の講師を担当しました。現在は規模の小さな会社のために自分の経験で役に立つことをしたいと考え起業しました。社員同士で勉強されるのも大事なことです。そのきっかけ作りは外部講師に求められた方が良いと思います。詳細は私の履歴をご覧ください。ご連絡をお待ちします。

こんにちは・
考動型営業育成コンサルタントの竹内慎也です。

管理職研修を自前でされる場合は、
非常に注意が必要です。

新人などとは違い、
社内で話をされても聞かない事が多い、という点です。

他には、
普段使うスキルを教えるのではなく、
あくまで「一般化されたスキル」を中心に
やっていくのが管理職研修です。

ですので、この一般化されたスキルを、
個別化して伝える所までを、やらなければいけませんが、
これはプロでないと難しい点でしょう。


管理職研修、幹部研修といっても、
分野によっても変わるでしょうし、
例えば、ＳＷＯＴ分析を中に入れて行ったとしても、
ＳＷＯＴ分析が本当に必要かどうかさえも
わからないまま研修をしてしまうことにも
なりかねません。