回答:1件
自分の本当にやりたいことはみつかるのではなく、みつけるもの
迷子になってますね。
前回の回答にも書いたように、あなたのように迷ってしまった日本の若者は非常に多いと思います。 むしろ、迷子になった人の方が多いとも思います。
親の世代の忠告に従い、また同じ世代の教師の忠告に従い、とにかく学校で宿題をし、テストを受け、補習で休みがなくなっても文句を言わず、理由のわからないギュウギュウづめの校則も「ま、ばれなきゃいいか。。。」と不満をきちんと口にするでもなく約18年間の人生を生きてしまいます。
なぜか?
そうすれば社会が面倒をみてくれると信じていたからではないですか?
親も、教師も同じように、そのように文句を言わずロボットのように従うよう、子供、生徒を指導したら、そのあとは社会がきちんと面倒みてくれると信じていたのだと思います。
ところが、20歳前後になり、はっと気がついてみたら、「能力がないと将来はない。」「大学を出ても使い物にならない。」「コミュニケーションが出来ない。」「創造力がない。」と社会に突き放なされつつある日本の若者たち。
この日本社会にも大きな責任がありますね、あなたが迷っているのは。 世界が変わり、日本も否応なしに変わらなければならないことを、若者に発信して来なかった社会に。 将来、頑張った日本の若者の将来に希望を与えるための肝心な社会が、教育を変え、親の世代の考えを変えるような強烈な変化をリードして来なかったですね。 そして今、若者と同様、いや実はもっと迷っているように見えます、日本社会全体が。
そのつけが今の迷子状況の大いなる原因のひとつだと感じます。
では、その中で自分のやりたいことがひとりでに「みつかる」と思いますか? 誰も「はい、これがあなたのやりたいことですよ?」と前に差し出してはくれません。
「やりたいこと」は自分でどんどん前に進んで「自分がみつける」ものです。
今迷子になっている日本の若者に勧める第一の方法は、とにかく外の世界をみてみることです。 この閉塞した日本を見捨てて、しばらく武者修行することですね。
補足
それも、いんちきな留学業者に頼って、役にも立たない「語学学校」に送ってもらう(この「もらう」が迷子の原因)のではなく、自分がすべて手続きをし、発展途上国などを放浪してみることですね。 カナダなどでぬくぬくと他の日本人とつるんで、バンクーバーの居酒屋漬けになるような体験は絶対しないように。 まったく役に立たないどころが、「自分をみつける」大きな障害となります。
もちろんその原資は、受身で親に頼るのではなく、自分で稼ぐこと。 不況の日本でも、何かしらアルバイトはみつかるはず、必死になれば。
質問へのストレートな回答が最後になりましたが、現在の「日本の大学なるもの」などに無理やり入っても迷子状況は悪化するだけだと思います。 若者の考える力を発達させる阻害にさえなると思います。 今の日本社会で右往左往している、いわゆる日本のリーダーたちを教育(こう呼ぶのもはばかられますが・・)したのが日本の大学ですから。
応援してますよ。
Good Luck.
回答専門家

- 大澤 眞知子
- (クリティカルシンキング/バイリンガル教育)
- Super World Club 代表
Be Bilingual
カナダ在住。カナダからオンライン講座カナダクラブ提供。留学生へのアカデミックサポート(エッセイ指導)留学希望生へのアカデミック準備 (Reading, writing, エッセイ基本)Critical Thinking指導、最新の理論に基づくBilingual Education特別提供中。
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