輸入住宅建設の費用について教えてください。

情報が少ないですので、はっきりしたことはわかりませんが、
間違うリスクも大きいことを承知で回答させていただきます。ご承知おきください。

８０坪で４LDKということはそれぞれの部屋もかなり大きく作られているようですね。
寝室にも大きなクローゼットやシャワールームが設置されているものと想像します。
また、キッチンやバスルーム、も十分な広さや性能を持ったものと思われます。さらにはサニタリーなど十分な設備を備えて用意されていているのではないでしょうか。
外壁や窓、硝子、屋根の構造や素材によっても変わりますが、８０坪で７０００万程度の建設費になることは十分に考えられます。


そして、
セントラルエアコンが
中央の空調機が外部の新鮮な空気を取り込み、暖めたり冷却して、その空気をダクトにより各室に送風するシステムで、部屋の汚れた空気の排気も１ヶ所にまとめられて排気されるようなものであれば、一般住宅をはるかに超える設備であり、近場で見かけるようなオフィスよりも立派なもので、ホテル並み、図書館などの公共施設並みの設備であると言えます。十二分に快適であると言えますが、メンテナンス等は費用や手間がかかると予想されます。メーカー名や施工会社名をお聞きになって、直接確認される必要があると思います。

地下室の湿気についても
地下室の広さがどの程度なのかによりますが、壁や床がコンクリートの二重構造になっていて、外部からの水が浸入しても二重壁を伝わり、床下に集められて、設置された排水ポンプによって外部へ排水されるようなシステムになっていれば、問題は少ないと思います。



ただ、このような大規模な設備や西洋的生活スタイルにあった仕様の住宅は、greenleaf4618様がその様な生活や使用条件に十分慣れていらっしゃるならば問題ありませんが、一般の日本人が使いこなすのは難しいのではないでしょうか。

これだけの情報では判断が本当に難しいです。お役に立てたかどうかは分かりませんが、参考になれば幸いです。ご遠慮なくご相談ください。できる範囲で対応させていただきます。


島崎義治/島崎義治建築設計事務所、人間環境大学教授
２０１２グッドデザイン賞を受賞しました。
http://architect-studio.com
EMail:info@ architect-studio.com

greenleaf4618さん

こんにちは。
先程、セントラルエアコンのところでも回答させていただきましたカナヤホーム･レジデンシャルの小島忠嘉と申します。


参考になるかどうかはしかとは分かりませんが、多分そのくらいすると思います。


というのも、実はセントラルエアコン(全館空調)同様、実は拙宅の構造材にはダグラスファーを使用しています。


通常、2x4工法の建物にはSPF(スプルス、パイン、ファーの総称)材を使用するのがごくごく普通です。

しかしながら、耐震性を向上させるために拙宅ではSPFではなく強固で頑丈なダグラスファーを使用しています。

ダグラスファーの価格はもちろんSPFの2倍くらい掛かります。

施工中の大工がダグラスファーで家を建てるのは何年ぶりだろうとびっくりしていたくらいです。

それくらい、SPFを使った普通の建物が多いということだと思います。



お話をお聞きしている限りでは全館空調といい、相当にこだわりのある建物と推測できます。

7000万円というのはさほど大げさな数字ではないと思います。


以上、宜しくお願い申し上げます。